川崎 2人死亡の簡易宿泊所火事 モバイルバッテリーから出火か

13日、川崎市の簡易宿泊所が焼けて男性2人が死亡した火事で、火元とみられる部屋から、激しく焼けたモバイルバッテリーが見つかっていたことが、消防への取材で分かりました。この部屋の宿泊客は「充電したまま外出していた」と話しているということで、消防はモバイルバッテリーから出火した可能性があるとみて、詳しい原因を調べています。

4月13日、川崎市川崎区日進町の簡易宿泊所の1階と2階の部屋が焼け、宿泊していた64歳と52歳の男性が死亡しました。

火が出たのは1階の客室とみられ、消防が現場検証をして調べたところ、激しく焼けたモバイルバッテリーが見つかったということです。

当時、この部屋の宿泊客は外出していて「モバイルバッテリーを充電したまま出かけていた」などと説明しているということです。

消防はモバイルバッテリーから出火した可能性があるとみて、詳しい原因を調べています。