東北有数の桜の名所 「角館の桜まつり」始まる 秋田

東北地方有数の桜の名所として知られる、秋田県仙北市角館町で、15日から「角館の桜まつり」が始まり、多くの観光客でにぎわっています。

仙北市角館町は、武家屋敷通りのしだれ桜や、桧木内川に沿ったおよそ2キロにわたるソメイヨシノの桜並木などで知られる、東北地方有数の桜の名所です。

角館の桜まつりは15日から始まり、飲食店などの出店が並ぶ中、訪れた人たちは武家屋敷を背景に写真を撮ったり周辺を散策したりして楽しんでいました。

武家屋敷通りのしだれ桜はすでに満開で、桧木内川沿いのソメイヨシノも早ければ16日にも満開となる見込みだということです。

仙北市によりますと、「角館の桜まつり」には去年およそ71万人が訪れましたが、ことしは新型コロナの5類移行や外国人観光客の増加などから、およそ100万人を見込んでいるということです。

岐阜県から訪れた50代の男性は「こんなにきれいな桜を見たのは初めてです。心が晴れ晴れとします」と話していました。

秋田市の20代の女性は「満開の桜は本当にきれいです。子どもたちと一緒に見ることができてうれしいです」と話していました。

「角館の桜まつり」は5月5日まで行われ、この期間中は午後5時半から夜桜のライトアップが行われます。