投稿時間:2017年3月 1日 23:20 | 投稿者: |
自分の顔を消しちゃった!?
【山里】えっ、なんとエリカさんがね、中学校の卒業アルバムを今日、持ってきてくれてるんですって。
いい?じゃあ、ちょっと失礼します。これね。
【エリカ】真ん中ら辺にいるんですけど。
【山里】えっ、ちょっと待って。めちゃくちゃ怖いことに気づくんですけど。
【YOU】え~やめてよ、何?
【山里】いや、これって…。
【YOU】何!?
【山里】YOUさん、いや…。エリカさんの心の闇を少し感じてしまうんですけど。真っ黒に塗りつぶしてある。
【エリカ】そうです。
【YOU】ねぇ、怖いよエリカちゃん。
【山里】どうしたの、エリカちゃん。
【YOU】声が怖いよ。
【山里】これ整形前でしょ?
【YOU】あ、自分で塗っちゃったの?嫌だから?
【エリカ】はい。
【山里】 わぁ。
【YOU】ちょっと待って、やだ怖い…。
【山里】ほら?
【エリカ】口元だけ消して。
【山里】なぜよ。
【エリカ】もうこんなの自分じゃないと思って消しました。
【YOU】そんなに思うのかぁ、やっぱり。
【山里】何が嫌なのさ、エリカちゃん?
【エリカ】私すごい思春期ニキビが結構バーッてあるタイプで、マスクが手放せなくて。
中学のときはずーっと給食のとき以外着けてました。
【山里】えーっ。
【エリカ】で、給食の時間は絶対取んなきゃいけないじゃないですか、食べるとき。
でも、授業のときと違って班になって食べなきゃいけないから、
目の前に男の子が来るんですよ、で、もう顔が見れなくて。
【YOU】そういうのあんのかなあ。
【エリカ】バーッて給食食べてマスクして。マスクするとしゃべれるんで、マスクしてしゃべってました。
【山里】へぇー。そっか。
【エリカ】ここ(口と鼻)隠してたらここ、目しか出ないから、余計目も気になっちゃっててという悪循環でしたね。
【山里】本人がそう思っちゃってるならしようがないですよね、周りが言っても。
【YOU】そうなんだよね。
【エリカ】あの、眉毛を整えた方がいいっていう知識を取り入れたときに、何かこうエスカレートして全部そっちゃったときがあって。
【山里】えっ!?それ怒るわ。
【YOU】それちょっと面白いヤツだからいいんじゃないかな。
【山里】いや、一番悪いヤツだからね、眉毛全そりするヤツって、学校で。
自分の顔を横から下から…
【山里】それって、自分の理想の顔ってどういう風に知るというか考えるの?
【エリカ】あー、昔は、紙で見た平面の自分が気になってたんですけど、今はここ(あごのライン)とか、
【YOU】立体的に。
【エリカ】ここ多分、前から見たら全然気になんないんだけど、
横から見ると気になったり、おでこがもっと丸みが欲しいとか。
【山里】えーっ。
【エリカ】何かもう3Dの、動いたときに気になる部分ばっかり気になっちゃって。
【YOU】うーん。
【エリカ】自撮りとかも。こうやって。
(ピコッ)動画を自分でちょっとゆっくりこうやって動かして、カメラ目線にならず、こうやって。
【山里】慣れてるね。
【エリカ】動かして。(ピコッ)撮れたかな。
【山里】おお~。
【エリカ】こうやって見てると「あごのラインもたついてるな」とかって、今も思うので。
【YOU】すっごい、私は見たくないもん。
【山里】そうですか。
【YOU】私さ昔、男がさ、ひざ枕ってここにゴロンって。で、こうじゃん。
こう見たときに、自然にその男が手を伸ばしてきて、こうやったことがあったの。
【山里】あごのとこタプンタプンと?え~っ!
【YOU】そう、だから、げっ!とか思って。
【山里】何かやわらかくいっぱい何か肉があるなって。
【YOU】「何だろう、これ」みたいな感じで
無邪気に触ってきたときに、「ひざ枕こえー!」と思って。
整形のゴールは?どこにある?
【山里】ゴールってどこなの?じゃあエリカさんは。
【エリカ】何かここまで行ったら終わりにしようとかはなくて、
ずーっと平均よりちょっとかわいいぐらいで、ぱっと見かわいいね、ぐらいでいたいです。
【山里】ちょっと上?
【エリカ】ちょっと上です。
【山里】めっちゃ上じゃない?ちょっと上がいいの?
【エリカ】かわいいに越したことはないんですけど、すごくかわいいのであれば、
逆にいじめられちゃうこともあると思うので、気が強くないとやっていけないだろうし、
めちゃくちゃかわいいよりは、まあまあかわいいの方が、女の子として生きていきやすいと思います。
【山里】なるほどね。
【YOU】自然にかわいねって。
【エリカ】そのレベルを保ちたいです。
【エリカ】なんか、かわいいが一番信頼できるんですよ。私は。
【エリカ】好きな人とかにも「顔じゃなくて、お前の性格が好きなんだよ」とかって言われるよりは、
「顔がタイプ」って言われた方が安心するというか。
【山里】でも性格が好きのがうれしくないですか、何か。
【エリカ】普通の人って別にみんな優しいし、
この人の性格じゃなきゃダメっていうほど違いはないと思うんですよ。
【2人】うん。
【エリカ】でも見た目って全然同じ顔の人はいないし。
【YOU】うんうん。
【エリカ】私だけの顔じゃないですか。
【山里】うん。
【YOU】なるほどね。
【エリカ】1回「かわいい」と思った人って、もう自分の中では「この人かわいい」って思い続けることができるけど、
【YOU】ふーん。
【エリカ】性格ってそんなに、本当に両思いだから優しいだけだと思うので、
何か気分でも変わるものだし、性格って。けっこう曖昧なものだと思うんですよ。
【YOU】だから何か、顔好きって言われるとうれしいよね。
【エリカ】うれしいです。
【山里】そっかでもさ、
恋人とかにさ、かわいいねって言われたら、そこがゴールだったりしないの?
もうこの人がかわいいって言ってくれたから、これでいいやみたいな。
【エリカ】言ってくれることは全然うれしいんですけど、じゃあその人にフラれたらどうなるのっていうか。
【YOU】うんうん。
【エリカ】けっこう恋愛体質なところもあって、依存しちゃうんで
フラれたらどうしようと思うんじゃなくて、
自分がかわいくいれば、
まぁ男は他にいると思えるじゃないですか。
【山里】うん。
【エリカ】保険をかけるじゃないけど、
あんまりこう彼氏、彼氏ってなんないためっていうのもちょっとあります。
【山里】はぁ~、だから自分に絶対的自信が持てるかわいさを整形とかで手に入れとけば。
【エリカ】自信が欲しいです。
【YOU】自信が持てたら。でもね、そう聞いてると本当に何なんだろうね、顔面って。
【山里】う~ん。
【YOU】不思議だね。
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