投稿時間:2017年1月11日 23:20 | 投稿者: |
ナンパ教室に通う男。その素性に驚がく!
【タカノリ】 実はもうすぐ50歳です。
【山里】 えっ!
【YOU】 もう……余計腹立つわ、何してんの?
【タカノリ】 そうなんすよ。
【山里】 え?どれぐらい通ってんすか?ナンパ教室。
【タカノリ】 もうね10年以上通ってます。
【YOU】 え、バカなんじゃないの?
【タカノリ】 (笑)。そうなんですよ。
【YOU】 それお金取られてんでしょ?
【タカノリ】 ええ、すげぇ金かけました。めちゃくちゃ。
【YOU】 いや、大丈夫か?
【タカノリ】 あ! 大丈夫なんですよ。だって結婚してないんだから(笑)。
【YOU】 いや、だから心配してんだよ。
【山里】 そうですよね。この年になって結婚してないでナンパばっかしてるわけでしょ?
【タカノリ】 そうなんですよ。始めたの僕36歳のときで。
【YOU】 始めたのが。
【山里】 ナンパ教室入ったのが?
【タカノリ】 そうですめちゃくちゃ遅咲きなんですよ。それまで実は1回も女性と交際したことがなかったんです。
【山里】 えっ!?
【タカノリ】 ただね、ナンパ教室で本当に人生変わりましたね。大体100人以上はお持ち帰りしています(笑)
【YOU】めっちゃ笑うね。
【山里】 そうなんですよ、怖いぐらい笑うんですよ。
【タカノリ】 (笑)
【YOU】 腹がたつわ~
【山里】 で、どんな言葉かけるんですか、じゃあ
【タカノリ】 「何してる? いやいやホストと一般人どっちがいい?」みたいな。
【YOU】 もう時間返してっていう感じ、もう。
【タカノリ】 「ちょっと待って待って、いやどうしても話しかけたくてさ。
優しいよね、めちゃめちゃ優しいじゃん。何か俺にはさ、優しそうだよね?」ってこんな感じ。
【YOU】 もうマジ無理なんだけど。
【山里】 え~YOUさんが、心の壁をですね、構築いたしました。
ナンパ教室で最初に習うのは“立ち位置”!?
【山里】 ナンパ教室ってまずどんなこと習うの?
【タカノリ】 はい、まず基本的にはね、立ち位置っていうのをやるんですよ。
【山里】 立ち位置?
【タカノリ】 どういうことやるかというと、ちょっとじゃあやってみますね。
【山里】 あぁ実践してくれますね。
【タカノリ】 実践します。まあ女性がここにいたとします。
大体声かけるときって、何かこんな感じで真横になってこんな感じで声かけちゃうんですよね。
【山里】 のぞき込むように
【タカノリ】 それやっちゃうと女性は警戒して逃げちゃうので、
【YOU】 うん
【タカノリ】 警戒しないように距離を保つんですよね。大体距離が1.2m、角度で42.5°。
【山里】 それ45°じゃダメなの?
【タカノリ】 45°じゃなくて42.5°なんです。ここから奥に入っちゃうともう警戒しちゃうから。
【YOU】 42.5°なんだって!
【タカノリ】これが女性のパーソナルスペースをギリギリ侵さない範囲なんですね。
その状態で真っ直ぐ歩けるように、女性の目を見ながら、
会話をしながら人にぶつからないように歩く練習をする。これをね日比谷公園で2時間。
【山里】 公園?
【タカノリ】 公園です。
【山里】 外でやるんですか?
【タカノリ】 外です、はい、外であの日比谷公園でまず練習するんです。
だからナンパ教室へ!?人生を一変させた強烈な恋物語
【YOU】 だけどさ、そっから先に行けてないわけでしょ?人として愛されたくなったりしないの?
【タカノリ】 一生懸命好きだとアピールしたことがあって、直属の部下なんですよ。
この恋愛が僕の人生を大きく変えたっていうか。
【YOU】 うまくいかなかった?
【タカノリ】 うまくいかなかったというかですね、
ま、直属の部下だから、やっぱ何とかりデートとかしたいわけです、好きで、好きで。
【YOU】 そうだよね。
【タカノリ】 好きで好きでしようがないから、ていうかメールを、
ろくに話してもいないのにメールばっか送るわけですよね。キモいじゃないですか、今、考えてみたら。
【山里】 といっても上司だしね。
【タカノリ】 上司がね、メール送るわけですよ。「どっか行こうか」っていうね。
【YOU】 そうだね~
【山里】 お~。
【タカノリ】 今にして思えば、当時は分からなかったんですよ。
で、あのね、自分が上司じゃないですか、権限使ったんですよ。
【山里】 え?
【YOU】 あ~
【タカノリ】 職権乱用。
【山里】 どういう使い方したんすか。
【タカノリ】 彼女がちょっと遅刻してきたんですよね。
遅刻してきて、冗談のつもりで「じゃあ今度遅刻してきたらもう俺とデートだな」って言ったんですね。
【YOU】 そっちか……。
【タカノリ】 で、やっぱちょっとミスっちゃって遅刻しちゃったんですよね。じゃあもう俺とデートだなということになって。
【山里】 本気だったんだぁ! ってことですよね、向こうからすれば。いや冗談じゃないんだ。
【タカノリ】 すごい嬉しかったんですよ、やっと悲願が。
【YOU】 それで
【山里】 それで
【タカノリ】 で、もう調子乗ってガンガンメール送ったんですよ。
「これからもずっと一緒にいたい」とか何とかっていう気持ち悪いメールをどんどん送っちゃって。
で、最終的にもう返事がなくなっちゃったんです。
【YOU】 そうなるよね。
【タカノリ】 なくなっちゃいましたね
【YOU】 そしたら?
【タカノリ】 最終的に僕はキレて・・・「お前を辞めさせてやる!」
【YOU】 ほら。
【山里】 ほぉぉぉ。
【YOU】 ほら~。
【山里】 やばーい!
【タカノリ】 なりましたね。
【山里】 「ねほりんぱほりん」史上一番ヤバイ人来たかも。
【YOU】 一番ヤバイね。えっそれでそれ訴えられたりはしなかった?
【タカノリ】 訴えられました。
【山里】 ええ!
【YOU】 そうだよね。
【タカノリ】 事件ですね。
【YOU】 大事件だよね、普通。
【タカノリ】 問題になっちゃって僕が飛ばされたんですね。
【YOU】 飛ばされた。
【タカノリ】 飛ばされました
【YOU】 あ~。
【タカノリ】 結局どうやって恋愛したらいいのか分からないままこうなっちゃったわけですよ。
【YOU】 なるほどねぇ。
【タカノリ】 だからやっぱり、学校ではやっぱり恋愛コミュニケーションという科目をつくってほしいと切に願いましたね。
【YOU】 なるほど。
【タカノリ】 国語・算数・理科・社会・恋愛コミュニケーション
【YOU】 教わってないぞと。
【タカノリ】 教わってない。これは絶対教えなきゃダメだって、自然に身につくものじゃないって僕は思ったんですよ。
【YOU】 これはちょっと山里、今日はキてるな。
【山里】 教室に通ってる目的が、ちょっと僕らが思った更に上を行ってましたね。
【タカノリ】 (笑)
【YOU】 全然違ったな。