2018年12月

2018年12月12日 (水)

おまけ「MoJo12月号 電子版」

MoJo12月号 電子版

強く生きる喪女に、心奪われましたか?
そんな喪女オタに贈る
ドル誌表紙風待ち受けつくりました!

待ち受けだけでなく、SNSにあげて
喪女オタ同士で担当決めをするなど盛り上がってください!

なお、電子版なので事務所都合により
喪女はシルエットのみとなっております。

 

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2018年12月12日 (水)

【テキストまとめ】喪女

“喪女”の悩みって…

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【山里】こうやって言うのも何ですけど、喪女というふうにお呼びしてよろしいんですか?
【ミサエ】正真正銘の喪女です。
【サオリ】生まれてこの方、モテ期がなく、男性ウケもなく。
【ミナ】喪女ですね、アハハハハ。どうしよう、アハハハ。
【山里】いいですよ。ご陽気でいいじゃないですか。
【ミナ】まぁ、いろいろあっての陽気みたいな感じですね、アハハハハ。


【山里】じゃ、今までで一番男性に近づいたなっていうのは、どこら辺ですか。
【ミサエ】MAXで言うと満員電車とかそのくらいですね。

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【山里】それもカウントに入れちゃう?
【ミサエ】いや、もうそれをカウントしないと、本当にフォークダンスくらいさかのぼらないと、ちょっと何か。
【YOU】本当?
【山里】じゃあミナさんは?
【ミナ】握手会とか、だったら触ったことあるし、アハハハハ。

【山里】悩みとかっていったら何です? みさえさん。
【ミサエ】25歳に入った途端、けっこう30代っていうのが見えてきて。女として一応、一番旬な時期に誰にも言い寄られないってことは、もうこのまま何もなく死んでいくんじゃないかみたいな。焦ったときに、ネットで「25歳 恋愛経験なし ヤバい」とかで検索して同じような質問をしている人を探しました。

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【YOU】 何出てくんの、そうすると。
【ミサエ】人としてちょっと、問題があるんじゃないかみたいなふうに言ってる人がいてそういうネガティブな意見だけが、自分の中に蓄積されていって、誰がそういうふうに思ってるか分からないなと思うとコンビニとかで買い物とかしてても、こう何か疑心暗鬼になってしまって、どんどんなんかふさぎ込んでいったって感じですね。

【山里】ミナさんは喪女としての悩みってありますか
【ミナ】自分地方なんで、結婚して子ども産んで、家建ててってやっていくのがスタンダードやぞみたいなのがあるんですよ。近所の人とかとすれ違うと、結婚したの?まだなの? じゃあ誰かいい人いないの?の三段論法で来られると、何かもうすっごい、あぁ~みたいな。
【山里】悩む、焦るし。
【ミナ】よく知らん人に、そんなセンシティブなことをバッシバシ聞かれるみたいな。もしかして自分って異質な存在なのかなみたいな。何であんなこと言われにゃならんのだ、一生懸命生きてんのにみたいな感じになってますね。
【山里】そうだよね。
【YOU】ね。親御さんとか何か言う?
【ミナ】周りがみんな結婚して子ども産んでるから、口に出さなくても何か心配してるっぽい空気とかは感じてその親の期待にも応えてあげられない、あと、お家断絶の申し訳なさとか。なんすか、ミトコンドリアぐらいから続いてきた命の連鎖を自分で止めたみたいなのが、めっちゃあって。

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【ミナ】地球に背いたみたいな。すっごい反省しました。
【山里】すごいね!
【ミナ】生命の摂理に反してんじゃねぇかみたいなので頭抱えて夜中泣いたりみたいなのは、ありました。
【山里】ミトコンドリアまで。


中高時代…
【ミサエ】中学入ってから、学校の中のカーストみたいなの感じるようになって、喪女への道が開き始めたみたいな。
【YOU】あー何かその、あんだよね、あれ不思議なんだけど。
【ミサエ】ありますよね
【山里】カーストっていうのはけっこう分かりやすい評価基準だもんね。上の方はやっぱりイケてる軍団、ベタにやっぱりルックスいい子に連れられてる人気者たちが集まってできるものだから。
そこに入るには、相当な何かがなきゃダメですもんね。
【ミサエ】見た目とかは無理だけど、ちょっとキャラ立ちで地位を保ちたいと思ったんですけど
【山里】キャラ枠になるために何をしたんですか。
【ミサエ】不思議系のトークっていうか、面白いことを言おうと努力をしてました。例えば何かちょっとその恋愛っぽい話でデートに行くならどことか、そういう話をしてるときにまぁ普通だったらディズニーランドとか、映画館とか言うところを、うーん、私は裁判の傍聴かなみたいな。
【山里】トリッキーだね。
【ミサエ】いや本当、今から思うと痛過ぎるだろって感じなんですけど。
【山里】でもみさえちゃんはそれで頑張ったんだよね。
【ミサエ】そうですね。
【山里】キャラ枠に入ろうと。
【ミサエ】頑張りました。
【山里】でもトークはちょっとうまいこといかず。
【ミサエ】そうですね。中学校生活って、バラエティ番組みたいな感じっていうか

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【ミサエ】超上位の司会者が何かその番組をまわしてて、面白いこと言えた人が前の方にこう座ったり、いっぱい話を振ってもらえるみたいな感じだと思うんですけど、あまり面白いこと言えないから、どんどん後ろの方に下がっていくみたいな。
【YOU】ひな壇だよ。
【山里】もうひな壇を経験してる、あんな恐ろしい。
【ミサエ】中学の頃から
【山里】クラスのスーパーエース、さんまさんがチラッとこっち見て、
【ミサエ】そうそうそう。その質問に答えを間違って。そうそうそう。
【YOU】1回間違えるとねぇ、痛いんだよね~。
【ミサエ】もうどんどん空回りして、もうマイクとかも切られちゃって…
【山里】はは。もう声も届かなくなって?
【ミサエ】もう声も届かない。
【山里】 で、カメラからもフェードアウトして。
【ミサエ】フェードアウト。もう番組に参加できなくなるっていう。
【山里】はぁ~!どうなっちゃうの? その番組に参加できなくなると。
【ミサエ】その時点ですごい自分がもうカーストの最底辺だっていうふうに、毎日こう何か体に染み込まれていくんで自分が人を好きになったりとかしたら、気持ち悪いって思われるとか、迷惑なんじゃないかっていうふうに思って、好き避けっていうものをするようになり。
【山里】好き避け?
【ミサエ】好きなんだけど、アプローチとかしないで、もう全然好きな素振りを全く見せないみたいな。
【山里】じゃあもう恋しようっていう気持ちとかも全然つくらないわけ?
【ミサエ】むしろなんか恋が芽生えそうになったら、その芽を一瞬で摘み取るみたいな。自分で。

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【ミサエ】そんな余計な心のノイズにちょっと構ってられないからみたいな。
【山里】いやいや、徳の高いお坊さんだぜ、みさえちゃん。
【YOU】ほんとねー。
【山里】これは根深いですよ、これは。ミナさんはどう?中学時代は。
【ミナ】私そのカーストっていうのはあまり感じたことなくってヲタク同士でめちゃめちゃ楽しく暮らしてるみたいな。
【YOU】いいじゃん。
【山里】サオリさんは?
【サオリ】私はその、頂点でも底辺でもなく、モブ、その他大勢です。
【山里】へぇ~。
【YOU】ふぅ~ん。
【サオリ】その他大勢を保つために頑張ってたので、中学に入った途端、マセてる、もうでき上がりかけてる女の子たちを見てショックを受けて。
自分はまだ、3枚980円のくまパンツとかをはいていたので、どうしようってなって、周りのメス化についていくのがもう精一杯で。
【山里】メス化。
【YOU】メス化ねぇ。
【サオリ】周りの女の子に追いつかなきゃいけない。それにもう必死で、無駄毛も剃る、髪もどうにかする、文房具もかわいくするみたいな。そこにばっかりが必死で。
【YOU】でも頑張ったんだね、じゃあ。
【サオリ】でも、そこから上位の子たちがやっている、男の子たちとお祭りに行くとか、呼び捨てで呼んで、何々やめてよ~とか、絶対無理!みたいな。
【YOU】そうかぁ…
【サオリ】私やっとブラジャーとパンツお揃いになったんだみたいな、そこで自尊心を保つっていう。
【山・Y】あははは。
【サオリ】でも何馬身も離されているんですけど、上位グループの成長には。

【山里】あそこ見て比べて、自分がダメだっていう、この負のスパイラル。みんなお三方ね、結構賢いから、負のスパイラルのスピードを加速させるワードをみんな持っちゃってるんですね。自分が何かミトコンドリアまで戻んなきゃだめだ…自分を卑下するワードをやたら持ってる。
【YOU】頭悪かったらよかったよね。
【山里】そのカッコよさっていうのは、僕らとかから見たら気づくんだけど、めちゃくちゃ面白いな、そのワード紡いで、カッコいいなってなるけど、それは中学生時代の子たちには気づかれないもんねその良さって。

こうやって前向きに生きています
【山里】周りと比べてしんどいっていう、そのね、気持ちを整理つけるときってどうしてんの、皆さん。

【ミサエ】ネットだとなんか意外と喪女の人とか結構いっぱいいたりしたから、自分だけじゃないって思うのと、結婚とか恋愛してる人でも、彼氏が浮気したとか、何かその、すぐ離婚しちゃう人とか。何かネットを見てたら、恋愛とか結婚で思いどおりにならないのは何か自分だけじゃないって思って、こう、心を休めるって感じ

【山里】なるほどね~。ミナさんどう?
【ミナ】いや自分は、それらを経てもう何か抜けちゃったというか
【山里】あら。
【ミナ】結婚もどうでもよくなってしまって。まぁさんざんぱら千本ノックみたいに婚活とかして自分殺して男の人と合わせていくっていうのに、もうほとほと疲れ果ててたんですよ。したら何かそのネット見てたら、SEVENTEENの動画を見てしまって、あ、あぁ…! みたいな、なんか。
彼らって、家族みたいな感じで仲が良くって、ものすごい絆とか信頼関係とかがあるんですね。あれ?もしかして人との関係の築き方って、異性と婚姻関係結ぶとか、性交渉するっていう以外の方法も世の中いっぱいあるんじゃないの?みたいな方向で、ちょっとカルチャーショックを受けたんですよ。したら何か頭の中でバーンみたいな、何かなって、めちゃめちゃ世界めっちゃきれいじゃん! みたいな。朝焼けとかすげぇ感動して泣いちゃうみたいな。
【山里】へぇーーーーーー。

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【ミナ】どうせそんな結婚したって誰も助けちゃくれないから、楽しく生きてバーンと死のうっていう感じ、アハハハ!もう、生きててよかったっす。青春してごめんねみたいな感じになってますね(笑)。
【YOU】いや、よかったよ、そうだよ。
【山里】それが言える人生って最高だよ。さおりさんどうですか?
【サオリ】もう自分は40代で、周りの結婚式に出なきゃいけないとかそういう機会も ほぼないので、現実にさらされる機会が少なくなったから、余計そういうふうにシフトしているのかなっていう気があるんですけど、でもやっぱり何もかも諦めて、私もう恋愛終了っていうふうに、閉店ってやってるつもりもないんです。
【山里】結婚の話がひょっとしたら、どっかのタイミングで上がってくるとかもあるかもしれないじゃないですか、例えば。
【サオリ】そう…かもしれないですし。でももし、この自分を知った上で結婚しませんか?って言われても、何か躊躇しちゃうかなっていうか。
【山里】え?
【サオリ】若い子と結婚して、子どもをつくって、幸せな家庭を築いてほしいって断ってしまうかもれしないっていう。
【山里】えぇっ。何で、だって、そんなさおりさんが好きだって言ってくれる人でもですよ?
【サオリ】全然自分に自信がなくて、後々結婚して裏切られて傷つきたくないっていうのもあるんですけど、何かそういうステキな相手だからこそ、周りがもう拍手喝采するようなステキな奥さんをもらってほしいって思うし、でも、どっかでこうドアをちょこっと開けて待っていつつ、まぁそういう人がいなかったとしても、今、自分を大事にしてくれてる家族とか仲間を大事にして、独身で一生生きていくっていうのもアリかなっていう覚悟はあります。

【YOU】だから喪女っちゃ喪女なんだけど、みんな、普通だよね。命名したら、1回も付き合ったことがないからっていうことで来てもらっているけど、まぁ。
【山里】別に卑下する必要もないし。むしろちょっとあれでしょ、恋愛第一主義だってやってる人たちのこと、フン!って思ってるんでしょ。
【ミナ】いやまぁそれはそれですばらしいですけど、なんかもう別にみんな各々好きにやりたいことをやろうぜみたいな。アハハハ。
【YOU】そうなんですよ。大好きな人と寝たからといって、最高ですぅ~ではないですよ。
【山里】先生!
【ゲスト3人】(笑)

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2018年12月05日 (水)

【テキストまとめ】LGBTのカップル

“運命の出会い”をしたふたり

【山里】付き合ってどれぐらいになるんですか?2人は。

【ハルコ】もうすぐ10年。

【カナ】付き合って10年ですけど、1か月後には一緒に住みましょうで住み始めてもう今日まで来てるので、
まぁ夫婦のような家族のような感じできてますね。

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【YOU】ねぇもう内縁じゃないけど。
【ハルコ】感覚としては家族。
【山里】でもそうか、日本の法律上、結婚ってのはできない?
【カナ】できないですね。
【山里】そもそもどこで出会われたんですか?
【ハルコ】2人とも保育士してるんですけど、私が保育園に新人で入ったときに、先輩で保育園にいた。
【YOU】職場恋愛。
【ハルコ】職場恋愛。
【山里】でもそれ、結構奇跡的な確率で出会いましたよね2人。
【ハルコ】いや~奇跡ですね。
【カナ】最初分かんなかったんです。…レズビアンっていうのはまだね。
【ハルコ】分からないです。
【YOU】どうやってさ…どういうちょっかいを出したら。
【カナ】いやいやいや。
【YOU】あれ?って分かんのかなと思って。
【カナ】本当、だから奇跡的だったんですけど、
【YOU】うん。
【カナ】私がその職場の5年ぐらい先輩になるのかな?
で、職場で個人的にLGBT講習会みたいなことをやってしまったんですよ。
【YOU】すばらしいですね。
【カナ】やりたいって言って、でやって、その場でカミングアウトもさせてもらって
【YOU】う〜ん!
【カナ】で、講習会をやったところに、新人として何も分からず参加した彼女が、あらまと。
【YOU】キラーンって感じでしょうね。
【ハルコ】いや何かだから、それまでLGBTの人に出会ったこともなくて。
(LGBTだと人に)もう言えなくて、

で、ちょっとそれまで(カナちゃんのことが)気になってたんですよね、実は。

でも、何も言わず心の中に秘めて封印しようと思いで生きてて
そしたら何か、実は私レズビアンなんですとかいって。もう何かもう声に出せないぐらいで、びっくりして。
【YOU】やだ!みたいな。

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【山里】これドラマだったら、いい音楽パシンと。
【YOU】トゥクトン!ですよ。
ほんでっ、ほんで? 
【ハルコ】ちょっとこれは飲みに行こうと思って
カミングアウトというのをしたことがなかったのでずっと言えなくて、もう終電ギリギリになって、実は…とかいって、すごいしどろもどろで言ったんですよね。
【YOU】おぉ!
【ハルコ】でもう終電間近だから、何で早く言わないの?って言われて。
【山里・YOU】笑
【YOU】それ2時間前言っといてくれたら、そこからの話2時間できたやんっていう。
【カナ・ハルコ】(笑)そう。
【山里】どうでした?でも初めて伝えて。
【ハルコ】今まで何だろう、バレたら本当にもうこの世の終わりというか、死ぬぐらいのレベルで、嘘をちょっとずつ盛り込みながらバレないように生きてたので、やっと何か全部を話してもいいんだっていう人に出会えた。
【山里・YOU】うん。
【ハルコ】っていう感覚。
【YOU】すごい。

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思春期の苦悩
【ハルコ】中高一貫の女子高だったんですよ。で、中3のとき、同じクラスの女の子に恋をして、
でも一切誰にも言わず
【YOU】あ、本当~?
【山里】言うの怖いんすね。
【ハルコ】怖いです。例えば友達とかの会話で、何かあの芸能人何か同性愛者みたいだよ、え~キモ~いとかっていうのは、あんた気持ち悪いんだよって言われているのと同じぐらい傷ついて。でも、バレたくないから、そうだよねぇみたいな。
【山里】そうだよねって言う、自分の言ってる口も嫌だよね、それは。
【ハルコ】そうなんですよね。
【ハルコ】うん。何か本心じゃないのに
相づちを打つ?
【カナ】あとテレビのネタとかにもされたりとか、まあ大体お笑いでもそういうの取り上げられてたりとか、とんねるずさんは好きなんですけど、キャラクターで保毛尾田保毛男っていうのがあって、それをまた周りがちゃかすっていうので、どうしても自分の存在とリンクさせて見ちゃうんですよね。そうか自分ってキモい存在なんだ~ってどんどんこうなっていくんですよね。
そうするとどうしてもこう自分がありのままのレズビアンとして公言するんだったら、一生笑われて冗談のネタにされたり、何か人間扱いされないような。

【YOU】気がしちゃうよね。

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【山里】また無意識で加害者になっている人たちもたくさんいるんですよね、何かそうやって。
【YOU】うん。
【カナ】でもそれは私たちも同じですよね。違うことに対してはやっぱりあるかもしれないですね、うん。

一大決心 新しい家族の形を作る
【ハルコ】あの、実は子どもがいて。
それぞれ出産してるんですよ。
【カナ】長女は今5歳で私が産んだ子なんですね
次女は3歳で…。
【ハルコ】私が産んでます。

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【YOU】それはどっから来た子ぉ~??
【山里】ヤバい。余りの急な情報に、YOUさんが壊れてしまった。
【YOU】はは、ははははははは
【山里】お父さんは?
【ハルコ】お父さんは、精子バンクから。
【YOU】あぁ、おう、おう。
【ハルコ】精子を提供してもらって。
【YOU】うん
【山里】なるほど!でも、子どもを産もうと思ったきっかけって何なんですか。
【カナ】もともとハルコが子ども欲しい願望強くて、
【YOU】なるほど。
【カナ】私は諦めてたというか、でもさって、50、60、70と年を重ねた後に、振り返るとやっぱり産んどきゃよかったって、絶対に絶対に後悔しないのって、ハルコが詰め寄った日があって。
で、1年半から2年弱押し問答が始まるんですよ、2人で。
私たちみたいな一般的じゃない親を持つ子どもって分かったらいじめに遭うんじゃないかとか、パパがね、いないけど、それをどう説明したらいいのかとか、
【YOU】うん。
【カナ】いろんな側面で考えた不安を、毎日、1日1問ずつ個々投げかけるみたいな日々があって。
【YOU】そうするとハルコは…?
【ハルコ】答えはないんですよ。ないけど、いろんなこと考え過ぎると、何か私たち性的マイノリティーは何もできなくなってしまうので、まずは、一歩踏み出そうと決意。
【YOU】進もうよつって。
【ハルコ】そう

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【カナ】でも一番思ったのは、彼女と子育てをする営みはすごく幸せだろうなって思えていくんですよ、だんだん。
【YOU】大正解。
【山里】で、2人とも決意したと。年齢的には幾つぐらいの方だったんですか?
【カナ】20代ぐらいでしたね。
喫茶店でちょっと面会させてもらって、第一印象もステキな方で優しそうで、一番何かこう、私たちが大事にしたいポイントが、そのパパに会いたいって子どもが言ったときには、自分がパパだよっていうふうに名乗り出てもいいし、
【山里】へ〜。
【カナ】私たち側のタイミングで会うことも可能だよって、子どもの育つ権利とか、子どもが自分の出自を知ることの権利が一番守られるべきというか、それが大切だと思うからっていう考え方を持ってらっしゃる方で。
【YOU】何か逆にもうそこで抱かれてもいいぐらいな気持ち。
【カナ・ハルコ】笑
【山里】で、その精子の受け渡しとかってどうやるんすか?
【カナ】排卵日の検査をして、月に1回排卵が近づきました、今夜ですって電話とか連絡すると、じゃ、用意しますっていう。
【YOU】お医者さんが注入してくれて。
【カナ】医者は使えないんですよね。私たち結婚してないカップルなんで自分たちでやんなきゃいけないんですよ。
【YOU】はい?
【山里】お医者さんやってくれないんですか?
【カナ】お医者さんはもうダメなんです。
【YOU】えっえっえっえっえっ、えー!ウソでしょ!
【カナ】自分たちでするしか方法がなくて、いただいて、
【YOU】うんうん。
【カナ】その精子が死なないうちに、生きているうちに膣の中に入れるみたいな。
【YOU】えっ自分で入れる?
【カナ】そうなんですよ。
【ハルコ】フィルムケースみたいなのに
入れてもらって
【YOU】うん。
【ハルコ】車で取りに行ったんですけど、
その男性が持って来たのを、
何か人肌に温めないと精子って死んじゃうんですって。
【YOU】うんうんうん。
【ハルコ】だから冬だったので、タオル巻いてホッカイロ当てて。
【カナ】 ホッカイロでしっかり温めて。
1回目は車の中だよね。
【ハルコ】間に合わなくて、家まで。
【カナ】あ~もうダメだって。
【ハルコ】車の中で自分たちで、何かスポイトみたいな専用器具。
入れて。車で。
【山里】へ〜。
【カナ】いやそれがでも、私はね、あっこれが我が子なのねってすごくこう大切な精子。
【ハルコ】あ、思ってたの
【カナ】思ってたよ、だからこんな抱きかかえてたんじゃん!
【YOU】こうヒヨコを抱くようにね。
【カナ】そう、本当そうですよ。あなたねっていう。
【山里】それどれぐらいで妊娠されたんですか?
【カナ】2人とも2回目でしたね、早かったですね。
【ハルコ】運が良かったですよね。
【YOU】すごいね本当に。
【カナ】本当奇跡が重なって、叶ってるんですよね。
【山里】そっかー。ハルコさんの、パパに当たる
その、精子は、またその精子バンク?
【ハルコ】あ、同じ人です。
子どもには、家族として血の繋がりを持たせたいなっていう思いがあったので同じ人にお願いして。
【山里】へー。

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【ハルコ】なので子どもたちは異母姉妹?
【YOU】うん。
【ハルコ】血は繋がっているんですよね。だからすごい似てます、顔とか。
【山里】へ〜!
【YOU】すごいな!

将来の心配

【ハルコ】小学校とかに行くと、子ども同士は子ども同士で嫌なこと言われたりするんだろうなって予想はしてるんですけど、何でママ2人なの?とか、変だよとか言われたときに、いろんな人がいるから、変って言ってくる人の方が変っていうか、そういうのは気にしないでっていうことを、何だろう、子どもの心に小っちゃいうちから積み重ねていきたいなと思って、今はそういうふうに伝えていってるんですよね小学校になったときに言われても、自分の心の中に大丈夫っていうのがあれば、うん、何か乗り越えてくれるのかなとか。
【YOU】うん。

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【ハルコ】もちろん言ってもらって力になれることはやろうっていう覚悟は決めてるんですけど。
【YOU】そうよ、だって、うちシングルだからさ、
ママ2人とか、得した気分よ?みたいな。
【カナ・ハルコ】笑
【カナ】まぁでも傷つかないでね育っていく子はいないかなって思う部分もあるから、
【YOU】うんうん。
【山里】うん。
【カナ】ま、子どもが悩んで、ちゃんとこう何に悩んだかってことを言ってくれる親子関係をまずつくるっていうのが
【YOU】言える…
【カナ】大事かなぁ。
【YOU】と大分違うよね。
いろんな家庭があるじゃんっていうのの1個じゃん、
【カナ・ハルコ】うんうん。
【YOU】お母さん2人いるっていうのが。
【カナ・ハルコ】うんうん
【YOU】とても個性的ではあることは、楽しいじゃない?っていうことだよね。
【山里】だからね、今から娘さんたちが大きくなっていくときに、ちゃんと周りがこう、どんどんとね、もっといいスピードで変わっていったらね、
【カナ・ハルコ】うん。いいですけど。
【YOU】いいね〜。
【カナ】そうですね。
【YOU】変わっていくさ。

 

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