2017年02月01日 (水)

「地下アイドル・前編」 まとめ

地下アイドルのなり方

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【山里】これ、そもそもどうやったら地下アイドルになれるもんなんですか?

【サクラ】友達が地下アイドルをしてて、出てる女の子たちを見たら

可愛くない子たちがいっぱいいるんですよね。

【YOU】いるよね。

【サクラ】私の方が絶対可愛いからできると思って。友達に、

「今度この日、人少ないから出てみる?」みたいなバイト感覚なんですけど、言われて。

「意外とこうやって簡単になれるものなんだ、地下アイドル」って思ってしまったんですよね。

【YOU】あ!そういう入口もある。

【サクラ】私はそうでしたね。

【山里】で、それで地下アイドル誕生

【サクラ】はい。

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【山里】オーディションみたいなのないの?地下アイドル業界。

【サクラ】ないんですよ。

(※ほとんどのライブハウスでは、出演のためのオーディションはない)

【エリカ】「お客さん何人呼べる?」みたいな話を聞かれて、5人とか、10人とかだったら全然出られて。

【山里】えっ!

【エリカ】友達とか彼氏とか、それこそセフレとかいっぱい集めて10人とかでも全然いいんですよ。

【山里】今すごいエッジの効いたワード入りましたよね?

【YOU】彼氏とか~?

【エリカ】セフレとかぁ〜。

【山里】ちょ、ちょっと待って。

【YOU】柔軟剤みたいにね。

【山里】そうソフレとかね、セフレン、柔らかくなんのかな?

【YOU】やめなさい。

【アイドル】(笑)

【山里】だってほら、「このルックスはちょっと、うちでアイドルって言わせるのは…」みたいな。

【エリカ】あ!そんなこと全然なくて、多分「家族が毎回10人来ます」

って言ったら、どんな太ってる子でも、中の下ぐらいだったら全然いいです。

【山里】中の下くらいで、毎回家族来ますって?

【YOU】え〜。でもその、毎回のライブで、言ったら親御さんとセフレが会ってるってことでしょ? 

【アイドル】(笑)

【YOU】そこが私さっきからドキドキしちゃって、お父さんはまさかエリカちゃんのセフレだとは知らずに。

【エリカ】いや!私の話じゃないです!

【山里】ちがう、他の例としてね。

【YOU】「君も応援してくれてるのか!」「そうなんですよ!」「よし、二人で応援しよう!」って。

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【山里】何も知らないほうがいい事実ですね、これは。

【YOU】そうですね。知らないほうがいいですね。


 地下アイドル・初ステージの思い出

【山里】初めてのライブの日ってやっぱ覚えてます?

【サクラ】覚えてますね。最初入ったとき、地下なので換気がされてなくて、お客さんって

やっぱり男性の方が多いんで、ウェイウェイってやってすごい盛り上がってるから、

めっちゃ汗くさいと思ったのがすごい第一印象で。

【山里】部室みたいなニオイするんだ?

【YOU】なるほどね。

【サクラ】そうなんですよね。そういうお客さんが中心にバーッと集まって、

ケチャをするんですよね。で、それを見た瞬間怖くて。

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【山里】ケチャってわかります?YOUさん。

【YOU】分かんない。

【山里】こうやって手をね、一斉に男の人がブワーッと。

【YOU】バリ島の踊りのケチャ?

【ヒナ】そこから来てるらしいです。

【山里】すごいですね。オリジナルの方をちゃんと知ってるという。

【サクラ】「宗教!?」と思って、「宗教みたい!怖い!」と思ったんですけど。

【山里】みんなからすれば神様みたいなものだからね、アイドルは。

【サクラ】その中で、最後に終わったときチケットバック渡されるじゃないですか。

封筒で運営側からもらうんですけど、私はもらったときペラペラだったんですよ、

中身ゼロで。やっぱファンも誰もいない状態だったんで結構きつい現実になって。

【山里】何も入ってない封筒渡されんの?

【サクラ】そうなんですよ。

【山里】何それ!

【YOU】渡さなくていいわよね、それは。

【サクラ】「はい、どうぞ」って感じで、すごい何か悲しかったですね。

【山里】そっか。

【エリカ】私は事務所の人から話を聞いて

「あ!ファンの人ってお金で見ればいいんだな」って思って。

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【YOU】へ!?

【山里】ほう!!

【YOU】「うれしい!」とかじゃなくて?

【エリカ】でもうれしかったです。なんかでも…。

【YOU】チャリチャリーンって(笑)

【山里】向こうが言ってる会話も、「応援してまーす!」っていうの、

チャリチャリチャリチャリーン!って。

【YOU】チャリチャリーンって(笑)

【エリカ】「ありがとう!100円!」みたいな。

【YOU】あ、本当。

【ヒナ】まぁでも、私はファンのことをそうやって思ったことは一切ないんですね。

応援してくれてるっていうか、同志なので。

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【YOU】ほう。1番アイドルとして100点ですよ。あんた達ね、面白すぎますよ!


ファンを引きつけるためには…

【山里】どうやってファンを引きつけるの?

【ヒナ】ライブの後に物販の時間1時間ほどあるんですね。

【山里】ライブ時間が大体1組……。

【ヒナ】10分、15分。

【山里】やっぱ物販のウェートの方が高いんですね。

【ヒナ】 売ってるものは様々なんですけど、一番主流なのがチェキという

バシャッと撮ったらすぐ出てくる写真があって。実物これです。お客さんと撮って

、サイドに今日は何とかだったねみたいなメッセージを書くんです。

それを購入する時間と同時にお話ができる。

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【山里】これおいくらぐらいなんですか? チェキは。

【ヒナ】500円から1000円です。

【YOU】たけーな。

【エリカ】私は何かチェキの落書きの完成度より、

物販中に目を落とさないようにしてて、ずっと見てるっていうのをやってて。

【YOU】もうだから口説き方に近い。

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【山里】大変じゃない?

【YOU】でもだってほら、辻調理師専門学校の子だって

全然手元見ないで千切りしたりするじゃない。

【山里】そっか。

【エリカ】近い感じかもしれない(笑)。

【山里】練習とかするってこと?

【エリカ】そうですね。何か物販をやっていくうちに、

ここ(チェキの落書き)の完成度よりここ(目線とトーク)だなって思って。

【山里】しゃべりだ。

【YOU】なるほどね~。

【エリカ】何か釣り師って私言われるんですけど、だから、

もう「すごい好き」とか、白々しくない程度に褒める。

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【エリカ】例えば、メガネにカラーとかの特徴がある方って

目にコンプレックスがある方がすごく多くて。そこを褒めてあげると、

褒められたことがない方がすごく多いので、印象に残ってっていうのが。

【山里】はぁ~。いやでも、それはすばらしい企業努力ですな。

【YOU】本当ですな。


ファンを獲得しようと必死になるあまり…

【エリカ】みんないろいろ考えて試すんです。

自分のオリジナリティーを出そうって。でも不評なこととかもすごい多くて。

【山里】難しいよね。だから獲得のためにいろいろやんなきゃいけないじゃない。

【エリカ】そうですよ。私結構接触あまりしないタイプなんですけど、

対バンするグループさんによってはハグチェキとか。

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【山里】ハグチェキ?もうアイドルとハグできんの?

【エリカ】ハグしちゃう。

【YOU】マジで!

【エリカ】土下座チェキとかでお客さん踏んだりとか。

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【山里】お、お、お金を払って…。

【エリカ】あと落書きナシに2000円手ブラチェキっていうのやってる子もいます。

【山里】手ブラチェキ?

【エリカ】物販が全部終わった後の10分前ぐらいに、もう全部脱いで、

その子が手ブラの状態で出てきて。

【一同】えーっ!!!

【山里】それちょっと待ってくださいよ、いやそれはもうだってストリップじゃない。

【YOU】もうちょっと地下アイドルの域は超えてますな。

【エリカ】いつも当たるわけではないんですけど、10現場あったら1現場くらい。

【YOU】うん…

【エリカ】でもその子たちも一生懸命やってるんです。売れないからどうしよう、

どうしようって考えた結果。

【山里】何で、そこまでやんなきゃダメかい?やっぱ。

【サクラ】いや、でもやっぱり、物販もしないと収入がないというのが現実で。

【エリカ】お客さん全然来てないと、ずっと「物販空いてまーす」「お願いします!」

とか言って、ビラ配りさせられたりするんですけど、

本当何か売れないペットショップの犬ってこんな感じなのかなと思いながら、

ずーっと「お願いします!」って言ってて。で、そういうときに、

その手ブラの子とかが出てバーッと人が並ぶと、すごい悲しくなるんですけど。

「人は人」って思わないと続けていけないですね。

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【山里】う〜ん、なるほど。

【YOU】でも結局同じ地下アイドルですってことじゃん。

【エリカ】そうです、そうです。

【YOU】自分のモチベーションみたいなのは下がっていったりしないわけ?

【エリカ】悩みました。何か「君は飲み屋とかキャバクラにいそうな顔してるから、

絶対そっちの方が稼げるよ」とかは、いろんなお客さんとかにも言われてて、

すごいショックで。ホントに私は何をやってるんだろうとか。

物販とかはキャバクラと変わらないんじゃないかなって思ってて。

【山里】キャバクラはキャバクラでまたね、

すごくステキな仕事ではあるんだけどね。歌って踊ってみんなを幸せにしたい

っていうアイドルを目指してるはずなのに、ねぇ。

【エリカ】で、私は人気になりたいなって、ダンスはもう振付できるレベルになってしまって、

歌もすごい上手だねとか、お客さんに言われるようになってけれども、

人気が、やっぱ私より全然ダメな子の方があったりとか。それで整形をしたんですけど。

【山里】えっ!

【YOU】あら〜。何かもう、セフレとか整形とかサ行すごい出てくる。

【山里】そうですね…(笑)インパクトあるサ行ばっかり。

【エリカ】でも全然人気出なくてむしろ落ちちゃって

それで何か結構拒食過食を繰り返してしまって。

【山里】それストレスからってこと?

【エリカ】すごい「私何してるんだろう」とか、「アイドルって何なんだろう」とか

すごい悩んだりして。一番減ってたときが34キロ心臓悪くしちゃって。

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【YOU】何かね、いろんなことが渋滞してる~

【山里】エリカ大渋滞~。

【YOU】エリカ大渋滞だよ~。

投稿時間:23:20


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