お年寄りが介護が必要な状態になるのを防ぐ「介護予防」の取り組みについて。

ヨミ子のニュース 「買い物で介護予防!?」

2018年10月24日(水)

「ヨミ子のニュース」のコーナーです。

ヨミ子ー!

きょうは、お年寄りが介護が必要な状態になるのを防ぐ「介護予防」の取り組みについてお伝えします。それが、こちら。

買い物で介護予防?

確かに買い物は運動になるけど、そこまでの効果はあるの?

じつはこの取り組み、今月から山形県で始まったんですが、さまざまな効果が期待できるみたいですよ!

「楽しく買い物」で介護予防を

スーパーで買い物をする、高齢者の皆さん。これが新しい介護予防の取り組み、「ショッピングリハビリ」です。

参加者
「(買い物は)2年ぶり。」

参加者
「買い物ができて感謝。」

この取り組みを本格的に導入したのは、山形県・天童市。
参加した村岡イシヨさん、87歳です。以前は自転車で買い物に出かけていましたが、ひざや腰が痛むようになり、外出を控えるようになりました。

村岡イシヨさん
「年だから、だんだん歩くこともなくなった。」

「本日はショッピングリハビリに参加いただき、
ありがとうございます。」

こうした高齢者に楽しく買い物しながら、体を動かしてもらいます。まず身に着けるのが「歩数計」。どれだけ店内を歩いたか計測します。楽に押せるように作られた、特別なカートを使います。いよいよ買い物スタート!

村岡さんが最初に手にしたのは、好物のお菓子。棚の上の商品を取るために手を伸ばします。知らず知らずのうちに、体を動かしていますよ。村岡さんは、たっぷり1時間買い物を楽しみました。

村岡イシヨさん
「おもしろかった。」

はたしてどれだけ歩いたのか…。

「村岡さんは、958(歩)で、距離は574メートル。最近、500メートルて歩いたことあります?」









「ないです。」

村岡イシヨさん
「歩くと(足が)軽くなったみたい。」

このショッピングリハビリ。鍵になるのは、介護施設の職員の存在です。スーパーまでの送迎を始め、買い物をサポートします。人手不足の中で、付き添う職員をどう確保するかが課題でしたが、天童市では9つの介護施設が協力し、実現しました。このサービス、国と自治体の補助もあり、
月額1,410円で利用できます。

天童市 保険給付課 後藤栄課長補佐
「楽しく運動できるのがすごくよかった。将来の介護の費用を削減するひとつの方法かと思っています。」

「楽しく買い物」多くの効果

「リハビリは『きつい』イメージがあるけど、ショッピングだったら楽しみながらできそうですね」(ツイート)と。本当にみなさん、笑顔が印象的でしたよね。

はい、私も買い物って、ワクワクしちゃうんですよね〜。
このショッピングリハビリ。その効果のデータ、ちょっと見て下さい。別の自治体で行われた取り組みでは、足や腰の痛みなどを訴えていた参加者が、3か月で半分以下に減ったそうなんです。

それだけではないですよ。介護関係者からは、考えながら買い物をすることで、認知症も防ぐことが期待されているんです。しかも、家族の分の買い物をすることで、感謝されて、生きがいにもつながるそうなんですって。

そんなにいろいろと。買い物効果ってすごいんですね。

お年寄りが、いつまでも元気に生活できるようにというこの取り組み、広がるといいなと思いますよね!

今でこそ斬新と思われがちですが、これが普通になって広まるといいですよね。
ヨミ子のニュースでした。

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