ソーシャルメディアなどで話題になった言葉のその後を取材する「追跡!トレンドワード」

「追跡!トレンドワード 愛されるギブソンの魅力」

2018年6月1日(金)

今回、追跡したテーマは?

永松さん!

永松
よろしくお願いします。今回、追跡したのが、こちら!

永松
ギブソンです。アメリカにあるギターの老舗メーカーなんですが、経営破綻したことで、ネット上で驚きの声があがりました。このギブソン、名だたるレジェンドたちが、愛用してきました。例えば、「ブルースの帝王」B.B.キング。手にしているギターが、まさにギブソン。

貫禄ある!カッコいい!!

永松
さらに、エルビス・プレスリーや、ギターの神様、エリック・クラプトン。ビートルズのジョン・レノンも、ギブソン・ラブなんです!

みんなレジェンドですね!

永松
そうなんです。そのギブソンの魅力とは何なのか。追跡してきました。

レジェンドが愛用 「ギブソン」の魅力とは?

音楽の町、お茶の水。ギブソンについて、聞いてみると…。

永松
「経営破綻のニュースを聞かれてどう思いましたか?」

街の人
「寂しいかぎりではあります。非常に残念です。」

街の人
「このままギブソンというメーカーがなくならないでいてくれたらいいかなと。」

みなさん、思い入れが強かったです。

さらにギブソン専門のギター店があると聞いて、訪ねると。 店には、400本ものギブソンがズラリ。










見て回ると、何やら貴重そうなギブソンを発見!

永松
「ちょっと見て下さい。値段、ASKって書いてありますけど、これ実際にどれくらいするんですか?」

ギブソン専門のギター販売店 店長 村木克弥さん
「そうですね。非公開にさせていただいているんですが、ざっと数千万円。」

永松
「数千万円!」

60年ほど前に作られた、ギブソンでも最高峰と言われる名器。レッド・ツェッペリンのジミー・ペイジも愛用したタイプです。

永松
「何千万円のは弾けなくないですか?」

ギブソン専門のギター販売店 店長 村木克弥さん
「弾いてプレーされる方もいます。」

野村義男さんが愛用! 「ギブソン」の名機

そんな人がいるの?って、思いますよね。そこで、店の人に紹介してもらいました…。果たして、その人物とは…。










そう、かつて“ヨッちゃん”の愛称で人気を集めた元アイドル、野村義男さん。今は、大物アーティストのライブを支えるなど、ギタリストとして活躍しています。








持っているギターは、なんと350本。中でも、ギブソンには強い思いがあるといいます。

ギタリスト 野村義男さん
「世代関係なく、憧れのミュージシャンがいてそういう人たちがギブソンを使っている姿というのを見て、いつかギター、ギブソンを手にいれるという夢を与えてくれた。」

そしてこれが、先ほど楽器店で見た最高峰のギブソン。早速、弾いてもらうことに…。

ギタリスト 野村義男さん
この回りの音。ほら分かるかな今衣がすごく出てた。

音の厚みを、海老フライの「衣」で表現してくれました。続いて、新しいギターで弾き比べると…。

ギタリスト 野村義男さん
「ないでしょう、分かる?」

永松
「ちょっと厚みというところが…。」」

ギタリスト 野村義男さん
「そうそうそう。」

え?本当に分かったりました?

永松
すみません!正直、なんとなくです。
そこで専門家の力を借りることに。音響学を研究する川上央教授に最高峰のギターの音を分析してもらいました。
すると…。

日本大学 芸術学部音楽学科 川上央教授
「1958年モデルは倍音の出方が全然違いますね。」

倍音とは、基本になる音以外に、同時に鳴っている音のこと。倍音が多いほど、その音の厚みが増すんだそうです。

日本大学 芸術学部音楽学科 川上央教授
「1958年モデルの方は、音の立ち上がり部分での 赤い色、明るい色のほうがエネルギーがある。弾いた瞬間から高次倍音もしっかり音の出力がある。粒立ちががある。いい音。」

この倍音こそが、野村さんの言う海老フライの「衣」、音の厚みの正体でした。
この音にとりつかれ、愛されてきたギブソン。ギタリストにとって、かけがえがない存在だと野村さんは言います。

ギタリスト 野村義男さん
「楽器メーカーなんて星の数ほどあって、でも例えば70年代にもいろんなメーカーが潰れた。だけどそこをずっと生き延びてきたギブソンはすごかったわけ。きっと地の底からはいあがってくるんじゃないかなと信じてる。」

愛される「ギブソン」経営破たんでどうなる…

いやあ、ヨッちゃん、格好良かったです。

ただ、ギブソン経済破綻したということですけど。

永松
いやそれがですね、ギブソン専門店の方はこのように。

「経済破綻しても、倒産はしない。ギブソンは大丈夫。」 なんでですか?

永松
経営破綻は、楽器以外の事業の業績悪化が原因でした。今回、会社は楽器の生産に専念することで、経営再建を目指す、だからギブソンは大丈夫だと言うことでした。

ファンにっとっては一安心と言うことですね。

永松
はい。野村さんも、これからのギブソンについて“これまで何度も危機を乗り越えてきたので今回も立ち直ると思う”と期待していました。

追跡トレンドワード。永松文太さんでした。

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