ニュースチェック11で、毎週月曜日にお伝えする新コーナー「先読み ビズチェック」。経済の最新トレンドをお伝えします。

先読み ビズチェック アプリで即戦力確保

2018年4月2日(月)

今、さまざまな業界で人手不足が問題となっていますが、中でも「飲食業界」では、この時期、学生の卒業などで、バイトの確保に悩む店が少なくありません。

こうした中、活用しようというのが、こちらです。

野上大輔記者(経済部)
「こちらの飲食店ではアルバイトの人手不足を、スマホのアプリで解決しようしています。」

東京・麻布十番のフランス料理店です。求人雑誌で募集はしても応募は少なく、人手不足に悩んでいました。







そこで、活用し始めたのがスマホのアプリ。1日単位でアルバイトの募集ができます。







このアプリを通して、働くようになった大学生の村崎大輝さん。

アプリで応募した 村崎大輝さん
「本当に空いた日、2日後3日後、暇になったときにアプリを開くと“あっ!募集している、働こう”“お金もらおう”となるので、早い!」

このアプリの仕組みです。まず店側が、募集する日時や業務内容などを記載します。







学生などは、内容を確認し、これまでのバイト経験などを記入し応募します。店側は、確認した上で、決定。面接をする必要はありません。






契約もアプリ上で結びます。

仏料理店『アレジルジョーヌ・テラス』 霜鳥豊店長
「人が欲しいときは前日でも当日でも要請できるので助かった部分はあります。これから夏の繁忙期に向けては、もう“よろしくお願いします”みたいな感じ。」

このサービスを開発したベンチャー企業です。








創業した谷口さんは18歳。サービス開始から3か月で、都内中心に数百の飲食店が導入。登録した学生は7,000人を超えています。

アプリを開発した『スペースルック』 谷口怜央さん
「好きなときに好きなところで働けるというあり方が好まれるようになってきた。飲食店の人手不足は解決できると思っています。」

即戦力のバイト アプリで確保

面接をなくすとは、けっこう大胆ですよね。これまでは、求人情報を見て、電話して、面接と、実際に働くまでに時間がかかっていましたからね。

そうなんです。ただ、このサービスは採用まですぐ!働く側も仕事を1日単位で選ぶことができるわけです。そして、こうしたアプリを活用した人材獲得の動きは、学生バイトだけではなく、「建設業界」にも広がっているんです。

建設業の職人もアプリでマッチング

こちらのベンチャー企業は、工事現場で働く人手を確保するためのアプリを開発しました。







企業側は、1日から数週間単位で仕事の募集をかけます。経験に応じて、「とび」や「内装」など72種類の職種を指定して募集します。






すると、仕事を求める人に、自分にあった求人が通知され、応募するという仕組みです。仕事が終わると、両者が互いを評価。その後の募集側、応募側双方にとって、情報として生かされます。

アプリを開発した『助太刀』 我妻陽一社長
「もとからフリーランスが活躍していた建設業の良さを生かして、職人が活躍できるような業界にしたいと思っています。」

人と仕事と結びつけるアプリっていうのは、他の業種にも確実に広がっていきそうですね。

新しい人材確保のツールになっていくかもしれません。

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