紀行

2017.07.23 放送

静岡県静岡市

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「おんな戦国大名」と異名をとった寿桂尼。その生涯は波乱に満ちたものでした。京の公家の娘として育った寿桂尼は、駿河の戦国大名・今川氏親のもとへ輿(こし)入れしました。氏親は分国法を定め、領国の安定をはかるとともに金山の開発で富を築き、後に今川氏中興の祖と呼ばれました。しかし、道半ばで病に倒れます。増善寺で行われた氏親の葬儀には、7000人が参列し たといわれています。

夫の死後、息子たちにも先立たれるなど、度重なる悲劇が寿桂尼を襲いました。氏真が当主になっていた頃、ついの住みかとしたのが龍雲寺です。永禄11年3月、寿桂尼はその生涯を閉じました。生前、今川館の鬼門の方角にあたるこの地に、なきがらを埋葬するよう指示していました。今もなお、彼女の魂は駿府の町を見守り続けているのです。

龍雲寺- 静岡県静岡市 -

アクセス
JR「静岡」からバス「沓谷三丁目」下車 徒歩5分

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