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次郎法師の修行の場・龍潭寺

その1 ドラマがわかるミニ歴史解説 井伊家の菩提寺・龍潭寺とは?

井伊家の菩提寺として歴代の当主が帰依。元祖共保から直政までの墓地が境内にあります。龍潭寺という寺号は、桶狭間の戦いで戦死した井伊直盛の法名「龍潭寺殿天運道鑑大居士」にちなんで称するようになりました。

撮影に入る前に井伊家の墓参に訪れた柴咲コウさん

その2 ドラマの中の龍潭寺

出家したおとわが修行することになった龍潭寺。ドラマでは第1回から登場。
おとわ、亀之丞、鶴丸たちが学問や武芸を学ぶ場でした。また、「寺には城を助ける役目もある」という鶴丸のセリフがありましたが、大勢の僧たちが武術の鍛錬に励む姿も見られました。

3人が仲良く学問や武芸を学ぶ場が龍潭寺だった

出家した次郎法師を待ち受けていたのは、
これまでと打って変わって厳しい態度で接する南渓和尚や兄弟子たちだった

その3 龍潭寺の人々

傑山[昊天とともに南渓和尚の両翼を担う。武芸に秀で井伊家の人々の護衛などもつとめる。得度をすませた次郎法師を龍潭寺の山門で出迎えるが、入門の作法を知らずに門をくぐろうとした次郎法師に出家の作法や厳しさを知らせた。]
包容力と重みのある人物像に 市原隼人さん

南渓和尚の一番側にいる昊天と傑山。昊天が学問を成す者なのに対して、傑山は武道を成す者です。ですからドラマの前半部分では、体を使って表現できるのは僕だけなんですよ。それだけに見る方の目の奥にまで傑山の存在感が届けられるよう、精一杯演じていかなくてはと思っています。南渓和尚の後を継ぐ人でもあるので、それだけの包容力と重みを持って演じられればいいですね。
ドラマの冒頭部分でおとわを演じる新井美羽ちゃんは、本当に無垢。今回の作品のなかでは一番人間くさい女優さんです。お芝居に対して仕事ではなく、自分の挑戦として向き合っている姿を目の当たりにして、この現場を楽しんで欲しいと心から思いました。空き時間には“なぞなぞ”をしてよく遊んでいたのですが、見る人がすぐにとりこになってしまうようなかわいい笑顔が印象的です。彼女が演じたおとわ時代は、直虎の今後を見ていく上でも大切な部分なので、温かい気持ちでご覧になっていただけていたらうれしいです。

昊天[南渓和尚の右腕的存在。クールな頭脳派で寺の運営を取り仕切る。次郎法師の教育係となり、出家の意味がわからず自覚もなかった次郎法師を兄弟子として厳しく指導する。]
次郎に対して母親的な部分を感じます 小松和重さん

今回が大河ドラマ初出演です。役が決まったときは、かみさんに「やったね!」と、親には「ほんとかい?」と言われ、「ほかのドラマとは全く違うんだな」と実感しました。
僧侶の役は初めてなのですが、仏教系の高校に通っていたので、永平寺に修行に行って精進料理を食べたり、座禅を組んだりした経験がありました。その時にいらした雲水さんたちの印象が強くて、今回の役作りの参考にもなっています。
昊天を演じるにあたっては、久しぶりに般若心経を思い出し、新たに観音経なども覚えました。改めてお経をあげるのってちょっといいな、余裕があったら写経もしてみたいと思うようになりましたね。
昊天は次郎法師の教育係で、とても真面目な人物。つねに次郎のことを気にかけている母親的な部分もあるように感じています。ドラマのなかで修行を始めた次郎に厳しく接するシーンもありますが、実際のお芝居の際は演じる美羽ちゃんがかわいそうで、怖くなりすぎないようにしようと意識していました(笑)。