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今川館にズームイン

直虎が城主となって初めて訪れた駿府今川館。“おんな城主”として“おんな大名”の異名を持つ寿桂尼と対峙しました。今川館の華やかなたたずまいは同じでも、義元が君臨していたころと氏真の時代では多少変化も見られます。そんな今川館のセットを紹介します

主殿の掛け軸に注目!

白い羽を広げる掛け軸は「白い孔雀を見ると幸せになる」という言い伝えを披露してくれた森下佳子さんの言葉をヒントに生まれたもの。今川のイメージカラーである黒によく映える白孔雀によって無彩色の空間が生まれました。色彩豊かな衣装を身につけた義元の姿がいっそう引き立つ場でもありました。

義元時代と氏真時代の変化

氏真の時代になるとその華やかなイメージを強調するために、掛け軸の背景も派手な色合いに変化。さらに氏真らしさを表す蹴鞠が置物として飾られています。

義元時代の主殿
氏真時代の主殿

今川らしさは随所に

手入れが行き届いていることが一目でわかる黒光りする床、柱ひとつとっても井伊家が4寸に対して今川家のものは5寸と立派です。また庭には高級感があり手入れが必要な松の木を多く使っています。ちなみに井伊家の庭のセットには、浜松地方に多く見られる槙(まき)の木が使われています。

寿桂尼の居室は色彩豊かに

今川館でもっとも色彩豊かな場所が寿桂尼の居室です。
華頭窓や京文化を取り入れた丸窓があるのもここだけ。

360°ビュー 「駿府 今川館」