2009/10/16/15:10たいき君物語③ ~発見された人形たち その2~
今度は少し長編です。残念ながら放送では短編でお伝えしました。
まず、たいき君の情報を募集してすぐFAXが来ました。
「我が家の庭に11年間小さいたいき君と畑には大きいたいき君がおります。こんな情報でよろしいでしょうか?」
よろしいも何も・・・すぐ山形市の佐藤さんのお宅に急行しました。
いました!

高さ60センチくらいでしょうか。
そして、今度は近くの畑に連れて行ってもらいました。
また、いました!

左が佐藤さんですので、こちらは2mくらいでしょうか。
実はこの畑のたいき君の後ろの木の向こうは土手で川なのです。
このあと、川から現場を見ようとして、ふと思いついたことが・・・
あれ、もしかして・・・。FAXが来ていたんです。
山形市の本多さんからは、FAXに地図を書いて頂き、「たいき君の像は図の×印に10数年前から放置されております。今朝の散歩で目視再確認の結果、森林の中から白い物体上半身と右手を上げているのがいつもの処にありましたので、お知らせします」、山形市のロッシ君さんからも「誰が、何の目的で置いていたのかが気になります」山形市のデビルミーさんも「川の向こうに高さ約1メートル位のたいきくんらしき白い物体が放置されています。」との情報が届いていました。
さて、本田さんのつけてくれた×印、佐藤さんの畑の裏側、川の向こうから見てました。

見えませんかね。かすかに木の間から白い物体が。ZOOM!

はい。まさに佐藤さんちのたいき君の一部でした。
冬になって葉っぱが落ちると、対岸からよく見えてびっくりされるとのこと。
みなさーん、たいき君は放置されているんじゃないんです。
佐藤さんが大切に畑に置いてるんですよ。
さて、なぜたいき君が佐藤さんの家にあるのか?
県の施設で廃棄しようとしていたものを「もったいない」と思って、もらってきたということなのでした。
しかし、取材の後今度は佐藤さんの娘さん、今は京都にお住まいの「あきょさん」からメールが届きその秘密がわかりました。
「我が家に2体のたいき君が来たのは高校生の時私が「たいきくんかわいい~!!」 と連呼していたら「おまえ、こいず好きだって言ってだっけべ~」と父が軽トラの荷台に大きなたいきくんを乗せ、シートを掛け隠しながら運んできたのです。それはたいそう大きなたいきくんであまりの父の大胆さに度肝を抜かれました。山形新幹線のネーミング募集にも「たいきくん」と書いたはがきを10通送り、新幹線の車体にたいきくんが描かれるのを夢見ていました。見事につばさになりましたが、いまだに復活を願っています。」
娘さんへの愛情の結果がたいき君というわけだったんですね。
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