一瞬の色
もう間もなくその時間かな。
街が夜の黒に覆われるほんの少し前、
昼の光がわずかに残った、青と黒の混じり合った空。
そこに山際をぼんやり照らす赤。
ポツリポツリと点いた街の灯り。
それらが混然となったほんの一瞬の空の色に、
このところ心惹かれるんですねえ。
なんですかね、せつなさみたいな、ね。
僕たちが無邪気だった時代のスーパースターが消えました。
多くの人に夢を与え、熱狂の時を演出し、
そして、大切な人にも看取られず、生涯を閉じました。
直接、僕には関係ないのだけれど、
なんとなく、ため息が出るんですね。







