ういちゅー川柳

ういちゅー川柳とは

みなさまからお寄せいただいた川柳の中から、
選者が秀作を選び番組で紹介します。
お題は月一回発表。
生活や心の動きを五七五の口語体で詠んでください。
「ニヤリと笑える」、「チクリと刺す」など川柳ならではの
愉快な作品をお待ちしています。

10月のお題
「丸い」

このお題の放送は10月28日(土)まで。
最終締め切りは10月24日(火)必着です。

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丸い

やり繰りで 丸く収めて いる家計 富山県 池田正男さん
講評
【講評】
主婦は、毎月頭を抱えてながら、家計簿とにらめっこして、何とか赤字を出さないように、やり繰りをしている。奥さんの苦労を知らず、無駄遣いを繰り返す旦那もいる。酒飲みの旦那は毎晩居酒屋に足が向く。年金生活であっても家計簿をつけている几帳面な家庭もある。上手な買い物をするのも主婦の腕の見せどころである。やり繰り上手な奥さんは主婦のかがみである。
エアロビの インストラクター 丸かった 静岡県 吉田町のお嬢様さん
講評
【講評】
エアロビクスのインストラクターの体がスマートでなく、丸かったそうである。エアロビクスは、持続的に酸素を摂取しながら行う運動で、心臓と血管の強化を目的とする有酸素運動といわれる。インストラクターになると、手本を示すことになるが、その手本になれるかどうか。作者の目がインストラクターに向き、面白い発見をした。
カレンダー 子が花マルの 家族の日 岐阜県 金子鋭一さん
講評
【講評】
家族の日は11月の第三日曜日とされる。子供がカレンダーに花マルを書いているのが可愛い。第三日曜日はお父さんもゴルフなどに行かず、家にいてくれるようだ。サービス業であると日曜日も父や母は忙しいので、別の日に家族の日をやりたい。近頃、家族すれ違いの家庭が多くなったが、家族の日を決めたのは嬉しい。「花マル」が家族の幸せを表しており、印象的である。毎月、第三日曜日は家庭の日でもある。
丸皿に 愛も一緒に 盛り付ける 静岡県 小林ふく子さん
講評
【講評】
奥さんの愛情がこもった料理を丸皿に盛り付けた。おいしそうな匂いを想像できる。家庭料理では四角い皿より、丸皿をよく使う。丸皿の絵も、料理をおいしくみせることができる。昔は一般家庭で大勢の人を集めて、祝い事などをやったので、枚数が沢山あった。高価な皿を受け継がれた家庭もある。「愛も一緒に」がすばらしい表現である。
香香は すくすく育ち 丸丸と 愛知県 蒲郡のマモちゃんさん
講評
【講評】
上野動物園のパンダの赤ちゃんが、生まれたばかりの時は大変小さかったが、今はすくすくと育ち丸丸としてきた。香香(しゃんしゃん)は動物園の人気者でこれからも国民に愛されるでしょう。赤ちゃんを産ませるのにも苦労し、育て方にも気を遣いながら苦労して育てている飼育係の努力が実る日が来るでしょう。丸いといえばパンダの姿を連想したところがよい。

※放送では時間の都合上、すべて紹介できない場合があります

松代 天鬼

プロフィール

全日本川柳協会理事
愛知川柳作家協会会長

選者のひとこと

みなさまの生活・家族・社会などをテーマにした川柳を詠んでいただき、文芸的によい作品を紹介したいと思います。
初心者も大歓迎ですので、奮って投句してください。楽しい川柳をお待ちしています。

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