ういちゅー川柳

ういちゅー川柳とは

みなさまからお寄せいただいた川柳の中から、
選者が秀作を選び番組で紹介します。
お題は月一回発表。
生活や心の動きを五七五の口語体で詠んでください。
「ニヤリと笑える」、「チクリと刺す」など川柳ならではの
愉快な作品をお待ちしています。

11月のお題
「演じる」

このお題の放送は11月25日(土)まで。
最終締め切りは11月21日(火)午前中必着です。

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演じる

一人居の 母元気ぶる 電話口 静岡県 コスモスさん
講評
【講評】
子どもの世話にならないように、最後まで不便ながら独居のまま生活しようとする母の決意が感じられる。「元気ぶる」に子どもの家族の幸せをそのままにしておこうとする母の思いが表現されている。
披露宴 頑固演じた 父くずれ 愛知県 小櫻一晴さん
講評
【講評】
父がくずれる場合というのは、娘の披露宴が多い。結婚させるまでは親の責任という気持ちが、父にあったのだろう。娘は、頑固を貫いた父に対し、本当はやさしく思いやりがあったのだと気づく。「演じた」に父親としての責任感が表現されている。
いい人を やめて自分を 楽にする 岐阜県 ゆうこさん
講評
【講評】
いい人ぶった自分をやめたいという。女性の場合、外へ出れば近所づきあいがあり、家庭では、夫に対して、しゅうとめに対しても良い妻を演じなくてはいけない。自分らしさを取り戻すため、演技はここまでという女性のたくましさがあって面白い。
良い孫を 演じて増える お年玉 静岡県 泰山さん
講評
【講評】
おじいちゃん、おばあちゃんに気に入ってもらおうと孫も幼いながら知恵を出す。孫は、お年玉を誰からいくらもらえるのか予定額を書いていそうである。孫が意外な演技をするところが面白い。
悪役も 家に帰れば 好々爺 静岡県 湖西のこでまりさん
講評
【講評】
仕事のために外では悪役を演じていたのでしょう。社会的地位もあり、肩肘はって生きることもある。仕事の鬼と言われる人でも、家に帰って孫と一緒に遊ぶ姿は好々爺である。「好々爺」がうまい表現である。

※放送では時間の都合上、すべて紹介できない場合があります

松代 天鬼

プロフィール

全日本川柳協会理事
愛知川柳作家協会会長

選者のひとこと

みなさまの生活・家族・社会などをテーマにした川柳を詠んでいただき、文芸的によい作品を紹介したいと思います。
初心者も大歓迎ですので、奮って投句してください。楽しい川柳をお待ちしています。

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