土曜ドラマ「鉄の骨」2010年7月3日(土)[総合]夜9時スタート【全5回】

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尾形は、すごくストイックで、不器用な人。 尾形総司役/陣内孝則インタビュー

Q. 「鉄の骨」の出演オファーがあったときのことを教えていただけますか?

「監査法人」(NHK土曜ドラマ)と同じ制作スタッフが作ると聞いたので、期待が高かったです。

「監査法人」は、ここ何年かに見た中で、一番面白いドラマでした。このような辛口のドラマに出演したいと思っていたところにオファーがあったので、すごく期待を持って台本を読ませていただきました。
台本は、期待通り面白かったです。特に尾形という役は、セリフにも書き手の“気”が入っていることがよく伝わってきました。

Q. 陣内さんから見て、尾形はどんな人物だと思われますか?

すごくストイックで、不器用な人だと思います。

Q. 不器用ですか?

営業という職業上、それなりにうまく立ち回ってきたとは思います。でも、あまり世渡りはうまくないと思う。ドロ船にも乗るし、勝てないケンカもやってしまうようなタイプです。
尾形自身は、談合がまかり通る時代じゃないと分かっていると思います。でも、談合が持っている信頼関係、共存共栄の精神を捨て切れないでいるという気がします。

Q. 尾形を演じてみて、いかがでしたか?

良い仕事させてもらったな、というのが最初の感想ですね。手ごたえのある仕事でした。 僕が演じた尾形は、近年なかなか巡り合えなかった役柄だと思います。

Q. 撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?

先輩の役者さんに囲まれる珍しい現場で、楽しかったですね。
ただ、僕は、ほとんど女優さんと芝居で絡みませんでしたから、色気がないんですよね・・・。尾形にも、女性の秘書がいてくれれば良かったんですけどね(笑)。

Q. 主役の小池徹平さんの印象を教えていただけますか?

主役は、損だと思うんです。特に、「鉄の骨」のように、芸達者な役者が周りを囲んでいるドラマだと、主役がかすんでしまうことが多いと思います。僕自身、若いころ主役をやっていてそう思うことがありました。
でも、(徹平くんは)ちゃんと主役を張っていたし、周りの役者に負けていないので、すごいなと思いました。

Q. 最後に、陣内さんの思うドラマの見どころを教えていただけますか?

まず、これだけ、「談合」という世界に深く突っ込んだ作品はほかにないと思います。
そして、人間ドラマですから、すごく人間臭い人たちがいっぱい出てきます。それを主人公の目を通して、時に共感して、感動して、笑って、泣いてもらえれば、嬉しいです。

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