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【応援鉄!】汽笛よ、よみがえれ!大井川鉄道

2022年10月21日

別井です。先日の「NHKラジオ鉄道大博覧会」多くの皆さんにお聞きいただきありがとうございました。
番組でも紹介しましたが、いま苦しんでいる鉄道。静岡県を走る大井川鉄道についてです。

ほぼ1年を通して、SLの定期列車が走る鉄道として知られる大井川鉄道。
実は9月20日、創立100周年とその先の未来に向けて、新たにSLを復活させるプロジェクトを発表したばかりでした。

兵庫県の公園で静態保存されていたC56―135号機を動態化。その費用の一部をクラウドファンディングによって、実現しようというものです。
会見に足を運んだ私。運ばれてきて間もない機体も拝見。

これまで、SLの大規模修復に密着したことはありましたが、動態保存化をイチから見るのははじめて。これから長期にわたり、静岡に足を運ぶ機会が増えそうですね、と、広報の山本豊福さんと話していたところでした。

そのわずか3日後、台風15号による大雨で、静岡県では大きな被害が発生。
大井川鉄道では、線路への土砂の流入や路盤の被害が46か所に及び、全線での運休を余儀なくされました。
先日の番組の中で、電話インタビューに応じてくださった山本さん。
「いままで経験したことのないような雨でした。」
「現場を見て、正直、途方に暮れてしまった。」
言葉のひとつひとつが、重く響きました。
「12月に、家山までの運転再開をめざす。」と、いま話せる限りの目標を話してくださいましたが、
いつもの明るい感じとは少し違っていた山本さん。
その後お会いして改めてお話させていただきました。
「あの時は、話していて胸が苦しかった。こんな気持ちははじめてだった」

SL復活の会見場に用意された、記念列車のヘッドマーク。
『復活号』。
C56-135の復活はもちろん、大井川鉄道の全線復活も、息の長い取り組みになると思います。
でも、私は待っています。
家山の桜のトンネルを、新緑の茶畑を、紅葉の笹間渡を、、、SLや懐かしの電車で走り抜ける日を。川根路に再び汽笛が鳴り響く日を。
それまでしっかりと「応援鉄」したいと思います。
見せましょう!鉄道ファンの底力を。

筆者

別井敬之アナウンサー

「東海道新幹線開業50周年・まるごと新幹線」「BS鉄道ファン倶楽部」「夢のSL記念館」「SL復活C571よ永遠に」など鉄道番組多数。時刻表検定取得。愛読書は時刻表(中型全国版)の"乗り鉄"。東海地方のJRは乗り尽くし完了。私鉄と第3セクターがもう少しかかりそう。。。