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選挙×バリアフリー

選挙

2022年7月1日

参議院選挙に合わせて、NHK名古屋放送局がお伝えしている「選挙×」(かける)。今回のテーマは「選挙×バリアフリー」です。すべての有権者が平等に持っている投票する権利。しかし、障害がある人やその家族の中には、投票に難しさや不安を感じる人もいます。知的障害のある人の、投票をめぐる課題を取材しました。山下理華記者のリポートです。聞き手は「まるっと!」の高山哲哉キャスターです。

6/28の「まるっと!」で放送しました

高山哲哉アナウンサー

取材した山下記者に聞きます。貴重な1票ですから、投票に行く上での不安や難しさというのはなんとか解消したいですよね。

山下理華記者

VTRの中では、選挙公報などを切り抜いたカードの扱いが課題となっていましたが、実は、選挙を所管する総務省は「選挙公報の切り抜きで意思確認をすることは可能」という通知を、全国の選挙管理委員会に出しているんです。

しかし、選挙実務の現場では、どこも人員が十分とは言えず、十分に障害者のサポート体制を整えられていない、という課題も指摘されています。

高山

なるほど。投票する際の障害者へのサポート、今後どうあるべきなんでしょうか。

山下

障害者の政治参加に詳しい立命館大学の山本忠教授は、まずは、行政側が可能な限り、障害者のニーズをくみ取る努力をして欲しいと指摘しています。

立命館大学 山本忠教授

「その人にとって、写真が必要だということであれば写真を持ちこんでいいと思うし、公報の切り抜きが必要だということであれば、それを持ちこんでもいいと思う。同じ障害の名前を持っていても、その人が求めるニーズは人によってちがってくる。具体的に何が必要か、どういう援助が必要かというのは、当事者との話し合いで決定していくしかない」

山下

公正な選挙を実施するため、選挙にはさまざまなルールがあります。そのため支援の幅を広げるには当然、難しさも伴うと思います。ただ、障害の有無にかかわらず、誰もが安心して投票できるよう、障害者への理解を社会全体で深めていく必要があると思います。

高山

NHK名古屋放送局では、今回の参議院選挙の特集記事を、こちら(NHK選挙WEB)で公開しています。投票のご参考に、ぜひご覧下さい。

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