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「どうする家康」松本潤&家臣団 ウラ話トークSP 東海地方での思い出も!<後編>

2023年2月12日


「『どうする家康』松本潤&家臣団が大集結!ウラ話トークSP」。
後編では、東海地方での撮影の思い出や、松重さん、杉野さんの撮影現場での思い、そして殿(松本潤さん)が印象に残っているシーンについてもお届けします!

<出演>
松本潤さん(徳川家康)
大森南朋さん(酒井忠次)
山田裕貴さん(本多忠勝)
杉野遥亮さん(榊原康政)
音尾琢真さん(鳥居元忠)
小手伸也さん(大久保忠世)
岡部大さん(平岩親吉)
甲本雅裕さん(夏目広次)
松重豊さん(石川数正)

家康ゆかりの地 東海地方での撮影の思い出

(山田裕貴さんが「鬼まんじゅう」を持って登場)

山田)

覚えている方は覚えているかもしれませんが、名古屋銘菓で僕が紹介させてもらった「鬼まんじゅう」。

岡部)

鬼まんじゅうだ!

(鬼まんじゅうを持つ山田さんを手招きする松重さん)

松本)

呼んでる呼んでる。グルメが、グルメ(松重さん)が呼んでいる。

松重)

あー、これこれ、これこれ。うま!

甲本)

もちもち感がいいね。

音尾)

これは名古屋での撮影がよみがえってくるね。待合室で、みんなでずーっと「甲冑重いな」って言いながらしゃべっていた中で出てきたんだよね。

大森)

救われたよね。

音尾)

疲れていましたよね。

松重)

疲れていたよねー。

小手)

名古屋の決起集会で、殿が「今回は本当にプレイヤーに徹したい」とおっしゃったじゃないですか。
僕、その言葉を聞いて以降は、もう何の迷いもなくなったんで。
家臣として殿のために、みたいな気持ちとリンクして、役作りとか、雰囲気作りとか、あまり考えないでここにいれているような気がするんです。

松本)

名古屋でみんなでごはんを食べに行ったときに、その何でしたっけ?
ボン兄(ぼんにい)と、ティラ兄(てぃらにい)っていうあだ名がついたと思いますけど。

小手)

音尾くんが以前見た舞台で僕がティラノサウルスのモノマネをしているのを見て、あれはすごい良かったって褒めてくださった話をみんなが聞いて、じゃあやってみますって言って(ティラノサウルスを)やったんですよね。

松本)

めっちゃすごいですよ。

音尾)

すごいクオリティ。

小手)

やりますか、じゃあ。

(小手さん ティラノサウルス実演)

松重豊さん 撮影現場での思い

石川数正役 松重豊さん

松重)

俺も最初、大河やったときって、30代前半で、大河ってもっと敷居が高い感じがあったし、やっぱり緊張すると、いい芝居できないっていうのがあるから。
で、松本くんがちゃんとそこを仕切って、そんなことないですよっていう雰囲気を全体で作ってくれているし、僕らも適当にやっているよっていう空気を、僕とか南朋ちゃんとかが出せば、若い人たちもそんなに萎縮することないだろうなと思って。

大森)

なじみやすくね。

松重)

うん。だから、言ってね。何か緊張して気持ち悪いですとかってなったら。

一同)

(笑)

松重)

ここでちょっと松重、席外してくれとか。席外すから。あまり輪に入らないように。

一同)

(笑)

杉野遥亮さん 撮影現場での思い

榊原康政役 杉野遥亮さん

杉野)

僕ちょっと逆になっちゃうんですけど、真剣に頑張らなきゃ追いつけないから、けっこう一人でいるようにしているんですよね、逆に。
もちろん、現場の空気を作ってくれてありがとうございますって思いつつ、あまりしゃべれなくて現場で。ちゃんとお伝えしてなかったことかもしれないですけれど。だから大道具さんの倉庫で一人でいたりして。

松本)

それは今回の作品に限ってのことなの?ふだんからそうなの?

杉野)

けっこう、しゃべるのが苦手で。

松重)

俺もそうだから大丈夫。

杉野)

本当ですか?

松重)

俺もね、こういうの(座談会)大嫌いなんだよ。

一同)

(笑)

松本)

「こういうの」って言わないでください(笑)。

松重)

自分の楽屋に入ったら、呼ばれたときだけしか行かないから。だから大丈夫、そういう人いるから。そういう人だって、こうやって60になってもまだこの仕事を続けられるから大丈夫。

岡部)

杉野さんが、まだつかみどころがないというか。この前も、ポンポンって、僕のおなかを触ってくれて。からかうとかは全くなく、真っすぐな目で「いやあ、これは本当に太っている人のおなかですね」って言って。

松本)

それはどういうつもりでだろう?

杉野)

そこに、(おなかが)あって。

一同)

(笑)

松本)

山みたいに。

杉野)

気づいたら触っちゃってて。

松本)

そのへんがピュアなんだよね。やっぱり。

音尾)

いやな感じ全然しないもん。

撮影現場のムードメーカーは?

大森)

殿じゃないか?

松重)

全部ね、この空気を作ってるのはもう。やっぱり殿なんだよね。

音尾)

間違いない。

甲本)

潤くんが、芝居場以外でも作ろうとしているっていうのが、すんごい感じるのは、僕最初の頃って、みんなが終わる頃に夜入っていて、行ったらみんないないっていう。でもそのときに、楽屋入ったら手紙が置いてあって、潤くんから。その日、ちょうど差し入れを入れてくれた。そのときの潤くんからの手紙で、「僕が大好きなものです。食べてください。これから一緒にがんばっていきましょうね。」みたいな手紙が置いてあったのよ。もうそれだけで、あ、俺、絶対にこの人守るみたいな、そういう気持ちになれるっていうか、いやー、そのへんはもうすげー感動したっていう。

松本)

作戦どおりですね(笑)

甲本)

作戦だったんかい!

大森)

ちょっと泣きそうになってたよ。

甲本)

俺ほんとに泣いてたから、俺あのとき。

殿(松本潤さん)が印象に残っているシーンは?

松本)

1話はどうするどうしようって言っているところだし、2話は大樹寺だし、3話は3人で少し城内を見に行きませんかって言われたシーンかな。
そういう意味で言うとほんと毎話毎話、この話でどういう選択をしなきゃいけないのかっていう、突きつけられるシーンが、毎話毎話に近い感じでくるから、そこをどうやるか、そこ行くまでにどういうものを積んどくかっていうことが大事だし、いかにそれを周りの皆さんからいただいて、どういう距離感になるのかみたいなことを、一つ一つクリアしていくっていう感じですかね。
でもそれができるってすごく充実したことだと思うし、毎話毎話チャレンジしなきゃいけないという意味では、毎日毎日が戦いかなって思いますね。

松本)

ひとまずは(クランクインから)半年やってきましたが、ここからまだまだ続くと思うので引き続き皆様よろしくお願いいたします。

一同)

よろしくお願いいたします。

甲本)

また夏ごろ(座談会)やりたいですね。

松本)

じゃあ、最後は視聴者のみなさんに向けて小手さん、ティラノサウルスからのメッセージで締めていただけたらと思います。

小手)

分かりました。

松本)

お願いします。

小手)

(ティラノサウルスで)どうする家康、見てね~~~。

松本)

さようなら、引き続きよろしくお願いします。


物語は、東海から。

大河ドラマ『どうする家康』