3月3日（金）［総合］後7:30～（愛知・三重・岐阜・静岡・福井・富山・石川）
小さな夢から壮大な夢まで、東海北陸で暮らす外国人と共に、夢の実現を全力で目指す、多文化共生ドキュメントバラエティー、ドリーム★ネイバーズ。ＭＣは副島淳さん、ゲストは愛知県出身のキンタロー。さんです。
今回登場するドリーム★ネイバーズは...
「中学夜間学級のクラスメートともっと交流したい！」
原口ジョベリンさん / フィリピン出身
今回のネイバーズ（おとなりさん）は、 名古屋市に住むフィリピン人の原口ジョベリンさん。24年前に来日し、現在は公立小中学校で語学相談員として外国にルーツがある子どもたちの教育相談に乗るかたわら、自らも名古屋市内の中学夜間学級に生徒として通う。
そんな彼女の夢は、夜間に学ぶ生徒どうし" 交流を深める"こと。
しかし夜間学校に通う生徒たちは、みんな仕事や家庭に大忙しでおしゃべりの時間が全然とれない！一体どうする？！
収録の感想と見どころを副島淳さんとキンタロー。さんにうかがいました！
愛知県はほかの都道府県と比べて、日本語の勉強を必要とする外国人が群を抜いて多いことを、初めて知りました。私も愛知県に住んでいたので、外国人の友だちがたくさんいるのを当たり前に感じていましたが、みんな見えないところで苦労をしていたのかなと思い、外国人の方たちのことをさらに知るきっかけになりました。
私も今、子どもの教育に関する通信講座を受講していて、レポートの多さに挫折しそうになりますが、中学夜間学級の生徒のみんなの頑張りを見て、自分も頑張ろうと思えました。思いを共有して頑張る人たちを見ていると、自然に仲間意識がうまれてモチベーションにつながるのかなと思います。
同じ境遇にいる人の夢を応援するため、自分のことで手いっぱいな状況のなか、ほかの人にも目を向けられるジョベリンさんの姿がすばらしかったです。時間がなくても、なんとかそこを打破して、悩みや夢をみんなで共有する。そのことで教室の空気が明るくなるし、大きな一歩を踏み出していると感じました。日本語の支援が必要な子どもはたくさんいて、ことばの壁で学ぶ意欲を失ってしまうのは、本当にもったいないことだと思います。ジョベリンさんの仕事や彼女の経験から伝えられることばは、そんな子どもたちの大切な心の支えにもなっていると思いました。
東海北陸に暮らすさまざまな隣人たち（ネイバーズ）の素顔をお伝えする
