ページの本文へ

  1. トップページ
  2. ハロー!ネイバーズ
  3. ボリビアのクリスマス料理、肉のスープ「ピカナ」

ボリビアのクリスマス料理、肉のスープ「ピカナ」

2022年12月21日

長谷川デイシーさん ボリビア出身 料理講師
日本に住んで30年ほど。名古屋を拠点に2016年からボリビアの家庭料理教室を開催。
毎年12月にはボリビアのクリスマス料理を教えています♪
ボリビアではクリスマスにどんな料理を食べるのか?クリスマスの文化も含めて、ヴィトルさんが聞きました!

南米ボリビア。ブラジルやチリ、アルゼンチンに囲まれた温暖な国。

鏡のように辺りを写し出すウユニ塩湖が有名ですよね。

クリスマスシーズンは真夏のため、こうした料理を庭で食べたりバーベキューをしたり、外でクリスマス料理を楽しむことが多いそう。

肉料理がメインのボリビア。
クリスマス限定で各家庭に登場するのが肉のスープ「ピカナ」。
牛、豚、鳥、羊の肉が入った豪華なスープ。
にんじんやキャッサバ(←大根みたいな見た目と食感)、じゃがいも、白い粒はトウモロコシと野菜もたくさん。
ローリエ、クミン、ビールや赤ワインで味付けしたスパイシーなスープ。
4時間以上煮込んでいるのでうまみたっぷり。ご飯にもお酒にも合う味わいでした。
このスープを家族みんなで食べるのがクリスマスの習慣だそう。

写真は、デイシーさんの親戚のみなさんです。去年のクリスマスの様子。
クリスマスは家族や親せきが集まり、みんなでプレゼント交換をして幸せを願いながら過ごすそう。
24日と25日は祝日で、日本でいう正月のような特別な日だそうですよ。

こうした文化や習慣も知ることができると、デイシーさんの料理教室は大人気。
料理教室がきっかけでボリビアに旅行に行った人もいるんだとか。
デイシーさん自身も、日本のことを知ることができる大切な時間とおっしゃっていました。
料理は世界をつなぎますね♪デイシーさんごちそうさまでした!

筆者

リポーター 松井かれん

三重県伊賀市出身


ハロー!ネイバーズ 特設サイトはこちら