2016年12月22日 (木)「防災 これを!⑨ 年末年始、家族で自宅の備蓄品の確認を!」【石垣真帆】


ラジオ第1『夕刊ゴジらじ』で毎月1回お届けしているコーナー、

「防災士 石垣真帆の 防災 これを!」

私が防災士として学んだことの中から「これは覚えておきたい!」と特に感じたことを、

番組リスナーのみなさんにお伝えしていこうというものです。

12月21日放送回のテーマは、

「年末年始、家族全員で自宅の災害備蓄品を再確認!

防災教育アドバイザーの近藤ひろ子さんとお伝えしました。

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”電気もガスも水道も止まった中で自宅で過ごすために必要なもの”

それが、備蓄品。

カセットコンロ、灯り、水・・・ は、簡単にそろえられるけれど、

食べ物となると、「どのぐらい」「何を」備えておけばいいの?!

というあなた。

近藤さんが、スッキリ解決!考え方のポイントを教えてくれましたよ。

 

まず、「どのぐらい?」

近藤さんによると
①  家族全員が、1週間食べられる量を用意する

②    さらに1週間を3つに分けて考えて、

  1~2日は冷蔵庫にあるものを食べる
  3~4日は冷凍庫にあるもの(その頃には自然解凍されている)を食べる
  5日目以降は備蓄食料を食べる、という想定で。

とのこと。

つまり、常に、食材や調理したものが冷蔵庫に詰まっている家庭なら、

意識してそろえるのは、「5日目以降の 3日分の備蓄食料」

ということになります。

 

するとここで次の疑問

その「備蓄食料」・・・「何を?」

近藤さんのおすすめは、

お米、そうめん、スパゲッティ、マカロニ、お餅、など。

「備蓄食料」というと、

アルファ米や乾パンといったものだけを備える意識になりがちですが、

普段食べ慣れないものを朝も昼も夜も食べ続けるのは、なかなか辛いものです。

いつもの食事に登場するようなものを、多めに用意しておく。

これで立派に備蓄食料になります。

 

さらに、「少しでも美味しいと思えるように工夫する」という考え方も大事。

同じ味が続くなど単調な食事はすぐに飽きてしまいます。

非常時だからこそ、食べることで「頑張ろう」と思えることが大切なのだそう。

近藤さんが、ちょっと変化球の食べ物が作れる工夫を教えてくれました。

例えば、

《粉末スープでクリームパスタ》

・・・スパゲッティに、コーンスープの粉末を少量の水を溶いたものと缶詰のツナを加えたら
 クリームパスタに。

 (※もちろん粉末スープそのものも重宝します。
  固形物ばかりになりがちな非常時の食事の中に、温かくスッと喉を通るものがあると
  ほっとするそうです)

《焼き麩(ふ)でフレンチトースト》

・・・牛乳と卵と砂糖をあわせたものを表面に塗って焼いたら、フレンチトーストに。

 ちなみに、焼き麩は
 【植物性たんぱく質が豊富=お肉代わりになる+賞味期限が長い】という
 優秀な備蓄食品です。

《きなこでマカロニのおやつ》

・・・マカロニを茹でたものに砂糖と一緒にまぶすとおやつに。

 子どもも食べやすい味になります。

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近藤さん作です!

 

そして、大事なことは、

家の中に「どんな食料が」、「どれだけあるのか」を

家族全員で把握しておくこと。

年末年始、家族がそろう機会に全員で確認して、

被災後の生活を想像しながら

必要なものや食べたいものをリストアップするなど、

自分の家流の備蓄食料セットを作っておきましょう。

 

こちらもぜひ
===防災士・石垣真帆の 「防災 これを!」シリーズ===  

⑧大掃除のついでに非常持ち出し品を見直そう(2016年11月30日放送)
⑦直下型地震 続く揺れに備える(2016年10月31日放送)
・⑥ぎんさんの娘さんたちから学ぶ 防災の知恵(2016年9月29日放送)
・⑤大雨による水の被害から身を守る!(2016年8月29日放送)
・④雷川柳で身を守ろう(2016年7月28日放送)
・③土砂災害 危険なポイント見分け方(2016年6月30日放送)
・②"時間稼ぎ"で命を守る!寝室の家具固定(2016年5月31日放送)
・①身を守るとっさの行動(2016年4月27日放送)

 

 

 

 

投稿者:石垣 真帆 | 投稿時間:19:57


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