2016年12月02日 (金)「防災 これを!⑧」大掃除のついでに非常持ち出し品を見直そう【石垣真帆】


ラジオ第1『夕刊ゴジらじ』で毎月1回お届けしているコーナー、

「防災士 石垣真帆の 防災 これを!」

私が防災士として学んだことの中から「これは覚えておきたい!」と特に感じたことを、

番組リスナーのみなさんにお伝えしていこうというものです。

11月30日放送回のテーマは、

「いよいよ12月・・・大掃除のついでに、非常持ち出し品を見直そう!

防災教育アドバイザーの近藤ひろ子さんに教えていただきました。

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まず最初に、質問です

 

「あなたは、

自宅で、

非常持ち出し品 に

何を用意しているか、

把握していますか?」

 

 

 

 

 

 

水、食糧、ライト、ラジオ、など・・・本当にありますか?

最後に確認したのはいつですか?

どこに置いてありますか?

 

非常持ち出し品は「ある」だけではダメ。

★いざ避難した時に必要なものが入っている

★それを確実に持ち出せる

ことで、初めて意味を持つのです!

 

ということで、近藤さんからのアドバイスは、

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「非常持ち出し品が、押入れや屋根裏にある!」

「もう長い間しまい込んだまま開けてない!」

という方、ぜひ、12月・大掃除の機会に引っ張り出して、

2つのことをしてください

というものでした。


その2つのこと、ご紹介していきます。

まずは1つめ、
中身をカスタマイズしましょう!!

【見直しポイント①:寒さ対策

これからの時期、避難先での寒さ対策は必須。

けれども、「持ち出し品セット」として売っているようなグッズの中身は

寒さに十分に備えているとはいえません。

この機会に寒さに対応できるものを加えておくのです。

例えば、

カイロ
ひざ掛け、ショール(下に敷く、首に巻く、など重宝します!)  
・アルミシート
・新聞紙 ←衣服が濡れたら肌との間に入れると保温に。消臭にも効果的。

 

【見直しポイント②:感染対策

これからの時期は、

風邪やインフルエンザ、ノロウィルスなどが流行りやすくなります。

感染を防ぐためのものを加えておきましょう。

例えば、

・口内洗浄液 (うがい薬だと貴重な水を使うけれど、これならそのままでOK)
・除菌ウェットティッシュ 
・マスク  など

 

【見直しポイント③:家族のニーズに合ったものを】

(これは通年言えることですが)

例えば食べものは、おじいちゃんおばあちゃん用に柔らかいもの

子どもには、その子が好きな食べ物

「非常食」というより、「1日しのぐために口にするもの」と考えてください。

ちなみに、瓶詰めの離乳食は賞味期限が早く来るので要チェックです。

そのほか、薬を日常的に服用しているなら、お薬手帳のコピー

また、預金通帳のコピーなども加えておくとよいでしょう。

 

中身がカスタマイズできたら、2つめ
置き場所を“持ち出しやすい場所”に変えましょう!!

いくら中身を見直しても、いざという時に持ち出せなければ

意味がありません。

玄関先、車の中、物置の奥ではなく取り出しやすい手前、などに

移し変えましょう。

マンションなどでスペースが無い場合は、ベランダに置いてもいいでしょう。

・・・その時に1つアイディアが。

「キャスター付きトランク」に入れるという方法もあります。

“普段は空のままのトランク、ただ場所を塞いでいるだけになっているのはもったいない。

非常持ち出し品の保管スペースにしてしまおう!“

という発想です。

雨風に強い材質だから、ベランダや駐車スペースの片隅に置いておいても大丈夫。

もし避難所に持って行けたら、椅子や机にもなって便利です。

ちょっと考えてみてください。

大掃除のついでに、

・中身をカスタマイズ!
・持ち出しやすい場所にセット!

ぜひ。


こちらもぜひ
===防災士・石垣真帆の 「防災 これを!」シリーズ===  

・⑦直下型地震 続く揺れに備える(2016年10月31日放送)
・⑥ぎんさんの娘さんたちから学ぶ 防災の知恵(2016年9月29日放送)
・⑤大雨による水の被害から身を守る!(2016年8月29日放送)
・④雷川柳で身を守ろう(2016年7月28日放送)
・③土砂災害 危険なポイント見分け方(2016年6月30日放送)
・②"時間稼ぎ"で命を守る!寝室の家具固定(2016年5月31日放送)
・①身を守るとっさの行動(2016年4月27日放送)

 

投稿者:石垣 真帆 | 投稿時間:13:52


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