2016年05月30日 (月)「防災 これを!」① とにかく身を守る 【石垣真帆】


ラジオ第1『夕刊ゴジらじ』で毎月1回お届けしているコーナー、
防災士 石垣真帆の 防災 これを!

私が防災士として学んだことの中から「これは覚えておきたい!」と特に感じたことを、
番組リスナーみなさんにお伝えしていこうというものです。

今年度1回目、4月27日の放送でお伝えしたのは、
「とにかく身を守る!とっさの行動」です。
元・名古屋市港防災センター長の吉村隆さんにお話しいただきました。


もし、突然、大きな揺れに襲われたら・・・
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その瞬間、まず最初にあなたはどんな行動をとりますか?

 

 

①ガスコンロの火を消す、部屋の出口のドアを開ける
②倒れてきそうなものをおさえる
③周りを見回して、安全なところまで逃げようとする

 

 


・・・残念ながら、どれも違うんです。


正解は、これ。

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すぐに「低くなって、頭を守るポーズ」をすることです。

激しい揺れでは、歩いて動くこともできないので、①~③の行動は難しくなります。
火を消そうとするとかえって危険なこともあります。

だから、まずは、自分の身を守る!が正解です。

この時、

・両膝は肩幅に開いて地面にしっかりつき、
 両肘も地面にしっかりついて、
 4点で体を支える
(膝が痛い、体がかたい、という人は
 膝を抱えるようにおしりをついて座ります)

・頭をなるべくうずめるようにして
 手のひらを広げて頭蓋骨を守る

ようにします。

このポーズとることを「シェイクアウト」といいます。


大事なのは、「とにかく頭を守る」という意識。

もし頭を覆えるようなもの(カバンやクッションなど)が近くにあったら
それで頭を守りましょう。

 

ただ、いざという時に、突然には動けないもの。
日ごろからこのポーズをとる練習をしておくことも大事です。


ちなみに、机など、頭だけでも潜れる場所が近くにあれば
そこに入り込むのもOKです。

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足をしっかり持って机が動かないように!

 


ではもう1つ。
緊急地震速報が出たその時、あなたはとっさに何をしますか?

 

①何もしない
②スマホを見る
③テレビに駆け寄り情報を確かめる

 

・・・実際にこのような反応をしてしまった方も多いのでは?

 

でも。
残念ながら、これではせっかくの速報がいかされません。

答は、「とっさに安全な場所に動く」です。

「え?震源地どこ?」なんて思って確認しようとしているうちに
激しい揺れに襲われる危険があります。
震度3ぐらいまでなら動くことができるので、すぐに安全なところに逃げてください。


家の中なら、

廊下、トイレ。(倒れてくるものがない)
寝ている時は、
ベッドであればそのすぐ脇の床の上に、寝そべってベッドにぴったりくっつく。

※逆に危険なのが階段。足を踏ん張れずに落ちてしまうそう。
 地震の時に階段から落ちてけがをするケースが多いそうです。


職場なら、

事務机の下(頭だけでも入れる)

※キャスターつきで固定していないコピー機は動き回って危険なので離れましょう!


とにかく、とっさに身を守る行動を。

これを覚えておいてくださいね。


こちらもぜひ!
===防災士・石垣真帆の 「防災 これを!」シリーズ===
・④雷川柳で身を守ろう!(2016年7月28日放送)
・③土砂災害 危険なポイント見分け方(2016年6月30日放送)
・②"時間稼ぎ"で命を守る!寝室の家具固定(2016年5月31日放送)

 

 

投稿者:石垣 真帆 | 投稿時間:12:54


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