被爆から72年。長崎原爆に関するさまざまな知識・情報を夕方のニュース「イブニング長崎」で毎日、お伝えします。

原爆ノート97「被爆オペラ いのち」オペラ「いのち」は、日本のオペラの第一人者で指揮者の星出豊さんが、長崎の被爆者の体験を元に、原爆被害の悲惨さや命の大切さを訴えようと作りました。被爆の事実を打ち明けられないまま原爆症に苦しむ看護師の女性と、被爆を免れ治療に当たる医師の男性との関係を軸に、原爆の体験と向き合いながら懸命に生きる人々の姿が描かれています。平成25年に初めて長崎市で上演され、被爆から70年目の節目となった平成27年夏には、地元・長崎だけでなく、東京・渋谷の新国立劇場でも上演されました。出演したメンバーの中には、公募で選ばれた被爆者や、被爆者を親や祖父母に持つ被爆2世や被爆3世もいて、平和への願いを込めて歌い上げられました。
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