被爆から７２年。長崎原爆に関するさまざまな知識・情報を夕方のニュース「イブニング長崎」で毎日、お伝えします。

長崎原爆ノート１６「長崎大学核兵器廃絶研究センター」長崎大学核兵器廃絶研究センターは、３年前の４月、核兵器廃絶に特化した研究や情報発信を行う専門の機関として発足しました。センターでは、核兵器に関する調査を専門とするＮＧＯの職員や、核軍縮や国際法の研究者が教員として所属し、核兵器をめぐる最新の動きを調査・分析し、各国が持つ核兵器の情報などをまとめてウェブサイトで公開しています。また、核軍縮をめぐる政府間の交渉や核廃絶を目指す国々の会合が行われる際には、研究者を派遣して、話し合われている内容を情報発信しており、今回のＮＰＴ再検討会議でも研究者３人が現地で情報の分析や、核廃絶に向けて各国政府への働きかけを行っています。さらにセンターでは、次世代の平和活動を担う人材の育成や、核廃絶を実現するための政策提言を行うなど活動の幅を広げています。（この原爆ノートは平成２７年５月上旬の状況に基づいて作成しています）
前のページへ １ 次のページへ


▲ ページの先頭へ