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長崎日大と海星がセンバツへ 長崎勢の2校出場は初

  • 2023年01月27日

ことし3月に甲子園球場で開幕する春のセンバツ高校野球の出場校が27日発表され、九州地区からは、去年秋の九州大会で準優勝だった長崎日大と、ベスト4入りした海星が選ばれました。センバツ大会に長崎県から2校が同時出場するのは初めてです。

95回目の記念大会となることしのセンバツには、例年より4校多い36校が出場し、九州地区からは4校が選ばれます。また、ことしからは、センバツの風物詩となっていた出場校への電話連絡はなくなり、インターネットで選考委員会の模様が中継されました。

そして、九州地区では長崎県からは、去年秋の九州大会で準優勝だった長崎日大と、ベスト4入りした海星の2校が選ばれました。長崎日大は2年連続4回目、海星は7年ぶり6回目のセンバツ出場となりました。また、センバツ大会に長崎県から2校が同時出場するのは初めてです。

海星主将「去年夏の2勝を越える」

長崎市の海星高校では、校内の会議室に野球部の選手や学校関係者50人余りが集まり、中継の様子を見守りました。そして、海星の名前が読み上げられると、選手たちが拍手をして出場を祝いました。

(海星高校 田川一心主将)
「センバツの出場決定は素直にうれしいです。自分たちはセンバツに出ることが目標ではなく、センバツで勝つことが目標なので、去年夏の2勝を越えられるよう、また1から頑張りたいです」

(海星高校 加藤慶二監督)
「緊張していたので、海星の名前が出た時は、ほっとしました。目標に掲げた「センバツでの3勝以上」は非常に厳しい挑戦となりますが、チームの持ち味である粘り強いプレーをもっと磨いて全国の強豪校を焦らせたいと思います」

海星高校は、去年秋の九州大会では、打率2割9分を誇り、エンドランや盗塁など、機動力を生かしたプレーが特徴。甲子園でも“粘りの野球”を見せられるかが注目されます。

長崎日大主将「まずは初戦突破」

諌早市の長崎日大高校では、選手や学校関係者約100人が校内のホールで中継の様子を見守りました。そして、長崎日大の名前が読み上げられると、選手たちは、ほっとしたように笑顔を見せていました。

長崎日大高校は、秋の九州大会でのチーム打率は3割4分4厘、主砲の豊田喜一選手を中心に長打力があり、チャンスをものにする攻撃が特徴。投げては、速球派の西尾海純(みいと)投手、制球力に定評のある廣田樹大(きだい)投手の2大看板の継投で、相手打線を翻弄してきました。
 

(長崎日大 平尾大和主将)
「先輩たちが初戦敗退だったので、まずは初戦を突破し、そしてベスト4を目標に頑張りたいです。海星とは、甲子園の決勝で戦えたらいいなと思います」

(長崎日大 平山清一郎監督)
「選ばれてほっとしています。去年のセンバツでは、あと一球のところで勝利を逃してしまったので、今年は借りを返したいと思います」

 

  • 山口真路

    長崎局記者

    山口真路

    2022年入局。長崎出身。警察•スポーツ担当。九州男児らしく、好きなチームはソフトバンク。「和田毅投手のファンです」

  • 郡義之

    長崎局記者

    郡義之

    地方紙記者を経て、平成22年入局。前橋局、釧路局、ネットワーク報道部を経て現職。好きな野球チームは北海道日本ハム。

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