2016/02/18(Thu) 13:00善光寺参り

レディース&ジェントルマン、おとっつぁん、おっかさん お元気ですか?
編集長の山田です
先日の「ゆる~り談義」のコーナーは
善光寺参りの絵解きを披露して下さっている
長野郷土史研究会青年部長・小林竜太郎さんと
阪本編集長の初顔合わせとなりました
前回のお話を振り返るのにあたって、小林さんが原稿を寄稿して下さいました
では信州の文化や歴史の魅力たっぷりの竜太郎ワールドにレッツゴー!

前半の善光寺参りの絵解きでは、この季節、静岡県の桜が池から善光寺に毎年やってくると伝えられている竜の伝説を取り上げました。その竜は旧暦の1月18日にやってきて、25日に帰っていきます。この行き帰りの日は、長野では天気が荒れると言われています。今年は現在の暦に置き換えると、竜が来るのは2月25日(木)、帰るのは3月3日(木)です。ぜひこの日の天気に注目してみましょう。もし天候が荒れたら、それは竜が行き来した証かもしれませんよ。

後半は、御柱祭について取り上げました。御柱祭といえば、善光寺御開帳の翌年、今年がまさにその年です。7年に一度、実際には6年に一度(7年目ごと)、諏訪大社で行われる盛大な行事ですね。その歴史は、約1200年も続くと言われています。

 諏訪大社の御柱祭の年には、その地元、諏訪地域の6市町村(諏訪市、茅野市、岡谷市、下諏訪町、富士見町、原村)では、小宮(こみや)と呼ばれる各地区の神社でも御柱祭が盛んに行われます。

 そして実はこの御柱祭は、諏訪地域以外でも今年の春と秋に長野県内各地で盛んに行われることをご存知でしょうか? 私が調べたところ、諏訪地域の6市町村以外でも、約200の神社で平成に入ってから御柱祭が行われた記録が見つかりました。長野県内には現在77の市町村がありますが、そのうち40市町村で御柱祭が行われています。半分以上の市町村で、そのどこかの神社で御柱祭が行われたことになります。

その、御柱祭が行われている市町村を紹介します。順不同です。

北信(15市町村中12市町村)
長野市、小川村、飯綱町、須坂市、小布施町、高山村、中野市、山ノ内町、飯山市、木島平村、千曲市、坂城町

東信(15市町村中5市町村)
上田市、東御市、佐久市、小海町、川上村

中信(19市町村中4市町村)
松本市、塩尻市、麻績村、筑北村
中信では、安曇野市、山形村などで毎年1月に道祖神に御柱を建てる風習があるのですが、諏訪の御柱祭のように7年に一度ということではないので、ここからは除きました。

南信(28市町村中19市町村)
諏訪地域6市町村(岡谷市、諏訪市、茅野市、下諏訪町、富士見町、原村)、辰野町、伊那市、宮田村、駒ヶ根市、中川村、松川町、大鹿村、高森町、喬木村、飯田市、阿智村、平谷村、根羽村

 この他にも行われている市町村がありましたら、ぜひお教えください。
その特徴をまとめてみます。
北信、特に長野市が盛んで、長野市内の約70社で御柱祭が行われている記録がありました。
 佐久地方で御柱祭を行う神社の数は少ないようです。
 大町市や、北安曇郡、木曽(塩尻市に合併した地区を除いて)では御柱祭は行われていないようです。
 松本市などには諏訪大社の御柱祭の翌年行う神社もあります。

 それぞれの神社の御柱祭がいつから始まったのか、ほとんどの神社では記録がありません。意外と新しく、昭和の時代になって始まった御柱祭もたくさんありそうです。しかし、最近は集落の人口減少によって、実施できない神社も出てきています。
 地元の御柱祭を盛りたてることはもちろん大事ですが、自分の地区で御柱祭がない方も、ぜひお近くの地域の御柱祭を見に行ってみませんか?

投稿者:山田康弘 | 

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