その前に！そもそも「WEリーグ」とは何かといいますと・・・。
・日本で初めての女子サッカーの「プロ」リーグ
（アマチュアリーグの「なでしこリーグ」とは別に設立）
・設立目的は、競技力向上や女性が活躍できる社会の推進など
・初年度は11チームが参加
（なでしこ1部から7チーム、
2部からはパルセイロを含む2チーム、
新設チームが2チーム）
です。

WEリーグは先月12日に開幕しました。
パルセイロは、なでしこ1部にいたアルビレックス新潟とアウェーで対戦。
いわゆるレベルが上のチーム相手でしたが、見事3対1で勝ちました！
この3点のうち、1点目と2点目を決めたのが写真の選手です。
瀧澤千聖（たきざわ・ちせ）選手と三谷沙也加（みたに・さやか）選手です。

 
開幕戦で1点目のゴールを決めた瀧澤選手は、岡谷市出身の20歳。
3年目の今シーズンは、エースナンバーの「10」を託されました。
 

持ち味のスピードは、目を見張るものがあります。
ボールを奪ったら一気に相手のゴール前まで駆け上がるので、
瀧澤選手がボールを持つと、いつもワクワクします！

 
瀧澤選手は話し方も非常にしっかりしていて、20歳と若いですが責任感が強く、完璧な方だと驚いてしまいました。
ただ瀧澤選手、試合前は気合が入りすぎて空回りすることがあるそうで・・・。
好きな動画を見たり色々な選手と話したりして、リラックスすることを心がけていると話してくれました。
闘志あふれる全力プレー、今後も期待しています！

 
こちらは開幕戦で勝ち越しゴールを奪った三谷選手。
選手生活8年目のベテラン選手です。

三谷選手は、試合展開によって攻撃と守備どちらにも対応できるため、チームには欠かせない存在です。
そしてWEリーグが注目される分、今まで以上にサッカー選手を目指す子どもたちの
目標になりたいと話していました。

 
また三谷選手は、ケガで開幕戦に間に合わず悔しい思いをした経験が何度かあり、このＷＥリーグでの開幕戦にかける思いは非常に強かったそうです。
今後もこの「プロ」の舞台で躍動する姿を楽しみにしております！

こうしてパルセイロは開幕戦でいきなり3点を取りましたが、なぜ取れたのか。
これには今シーズンから指揮をとる小笠原唯志（おがさはら・ただし）監督の教えがありました。

小笠原監督は、強豪のチームと渡り合うには、守っていては勝てない。
点を取って取って取りまくる！1点取られたら2点返す！
「攻撃的なサッカー」を貫くと決めています。

 
ＷＥリーグ開幕からまもなく1か月。
パルセイロはここまで4試合を終えて、11チーム中5位です。
強豪チームが多い中で健闘しています！
次の試合は10日（日）にアウェーで、昨シーズンなでしこリーグ1部で優勝した、三菱重工浦和レッズと対戦します。

「攻撃的なサッカー」を簡単にはさせてもらえない相手かもしれませんが、
長野の地から、パルセイロを後押ししましょう！