2012/09/02(Sun) 18:00自由研究はアニメ聖地巡礼(急)

自由研究はアニメ聖地巡礼(破)の続きです。

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キャンプ場管理人のとっちーこと荒井利広さんです。

 

見ての通り、元々はアニメに縁のないタイプでした。しかし、せっかく大町市に来てくれるアニメファンを楽しませたいという思いから、作品について一通り勉強し、相手がオタクだろうが何だろうがお構いなしに陽気に声をかけてもてなしてくれるのです。

いわゆるコミュニケーション能力が猛烈に高くて、一度会ったことのある人の顔と名前は記憶し、木崎湖を訪れるアニメファンを、2回目からは常連さん扱いで会話の輪の中に巻き込んでくれるのです。そりゃあ、通うのが楽しくなるってもんです。もちろん、木崎湖の絶景が本当に素晴らしいという前提がありますが。

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そんなとっちーは、おねがいティーチャー10周年イベントの司会も務めていました。そして、イベントの最後のあいさつで、とっちーは語りました。

「たくさんの仲間が集まってくれて、今日は嬉しかった。自分は、ここがみんなにとっての第二の故郷になれたらいいなという思いでやってきました。」

なるほど、まさに第二の故郷なのです。

実は、上田わっしょいのサマーウォーズ連の責任者の方に、こんなことを聞きました。上田わっしょいで踊るためには、町内会のチームに参加する必要がある。しかし、新興住宅地などは町内会活動がそれほど盛んでないところも少なくない。そこで、飛び入り歓迎のサマーウォーズ連に、サマーウォーズファンとして参加する地元住民が増えている。

上田の新興住宅地の若者にとっては、「サマーウォーズ連」という町内会なのです。毎年、上田わっしょいの時に久しぶりと声を掛け合える場所なのです。

私たちは、町内会活動に代表されるような地縁というものを面倒くさいものとして切り捨ててきました。でも、何だかんだで地縁が欲しいのです。ただし、ちょうど良い距離感の地縁を。

たまり場に顔を出したら、何だかんだで誰か知り合いがいて、何気ない無駄話ができるという環境が欲しいのです。

だから、大晦日の木崎湖には、不思議な光景が広がるそうです。

東京ビッグサイトで年末に行われる同人誌即売会帰りのアニメファンたちが、雪に覆われた木崎湖畔に集結して鍋を囲み、それぞれが持ち寄った地元の名産品を食べながら新年を迎えるのです。そこに思わぬ顔が現れて、まさにふるさとと同じような会話が交わされるのです。

「おお!久しぶり!今年は帰ってきたの!?」

さて、木崎湖と同じように10年後も聖地であり続けられるところは、他にあるのでしょうか。もちろん、土地ごとにそれぞれ違った形の聖地があるのだとは思いますが。

投稿者:松岡忠幸 | 

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