松本押絵雛

長野県内では、昔からひと月遅れのひな祭りが4月3日に各地で行われています。
今回は、江戸時代から始まった「松本押絵雛」をです。
この押絵雛を作る技、明治時代にいったんとだえましたが、昭和30年代から復元に取り組んでいる三村さんご一家の仕事をご紹介します。

松本押絵雛 三村さんご夫妻

三村 隆重さん(82歳)
三村 和子さん(80歳)
松本市


<作業風景>
押絵雛は江戸時代、武家の女性の趣味や習い事として始まった。

特徴は、顔が面長の浮世絵風。
平面でありながら、立体感を出している。
台に立てて飾ります。


<型紙接写>
設計図にもなる型紙。



 



<綿づめ作業>


<顔を描く作業>
三村和子さん:
「注文にいらしたお客様が例えば、赤ちゃんを連れていらした時に、目がちょっと大きかったかなぁ。ということが、頭のどこかに残っていると、その子に似て描けるんです。」



<完成品を置く>

<完成>

三村さんご夫妻は、人形の復元にあたって数多くの人形を一度解体してから修理に取り組んできたということです。
これまでに軍記物や縁起物の人形など、およそ200種類の人形を復元してきたそうです。
また、三村さんご夫妻はすでにある作品を復元するだけでなく、注文に応じて人形を作ることもあるそうです。

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