漆器修理

漆器修理

「漆器」と言えば、木曽の特産品ですが、今回は、「作る技」ではなく、「漆器を修理する技」をご紹介します。

蒔絵師 荻上文雄さん

蒔絵師
荻上文雄さん
塩尻市


上塗師 永瀬恭雄さん

上塗師
永瀬恭雄さん
塩尻市



塩尻市平沢(ひらさわ)宿は漆器のまちとして知られる。

<荻上さん工房>
平沢の漆器職人たちのもとには、個人の家に代々伝わったり、旅館や料亭で使われたりして、傷がついてしまった漆器の修理の依頼が、たびたび寄せられます。

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<傷を彫る>
荻上さんのもとには傷んだ漆器が持ち込まれます。


<刻苧(こくそ)を練る>
傷は、のり、うるし、木の粉を混ぜたもので埋めていく


「修理を依頼してくる方は、安いものも高いものもそうなんですが、それなりにその人の使い込んだ過程があるわけですよね。いろんな想いがありますから、なるべく修理しましたと言うことが分からないようにしてあげます」と、荻上さんは言う。



<永瀬さん工房>
傷が埋めた漆器は永瀬さんの工房で漆を塗って仕上げる。

「しっかり直したつもりでももう一回塗ってみてまた悪いところを直しながらやるので、結構手間は掛かります。良いものを子孫に伝え末永く使っていただければ、物を大切にして使っていただければ良いです」と長瀬さん。

<傷の場所を塗る>
傷が分からないようにていねいに塗り直していく

昔から、漆器はこうやって、長く大事に使われてきたんだと思いますが、このところ、こうした修理の依頼の件数が増えてきているそうです。
荻上さんや永瀬さんのところには多い時には、月100個ほど、依頼があるそうです。

使い捨てを改めて行こう、というの現れなんでしょうか。
費用は傷み具合にもよりますが、新しいものを買いそろえるよりは安いそうです。
お金の節約にもなりそうです。

問い合せ先 :木曽漆器工業協同組合 TEL0264-34-2113

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