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2014年3月7日(金)

「納豆を極める~挑戦 信州から日本一へ~」

毎年2月、“納豆日本一”を決める大会が開催される。「全国納豆鑑評会」だ。去年、この大会で最優秀賞に選ばれたのが、長野市にある「村田商店」。信州の小さな納豆屋がなぜ頂点に立てたのか。その背景にあったのは、安全が脅かされつつある食への危機感だった。番組では、全国鑑評会で史上初の2連覇を目指す村田商店を取材。食の安全や価格競争に悩みながらも立ち向かう生産者の姿を通して、岐路に立つ日本の“食”を見つめる。

番組に登場した団体など

【村田商店】
住所:長野市若里1-4-8
電話:026-226-6771

☆去年日本一になった納豆は「道祖神納豆」(中粒の納豆)
☆県内のスーパー(マツヤ、ツルヤ、アップルランドなど)で購入できるほか、敷地内に直売所がある。おとりよせも可能
☆村田さんが使用する大豆・ナカセンナリは長野県で生まれた大豆で、全国の生産もほぼ長野県内で行われている。今では納豆に使われるほか、豆腐や味噌にも使用される
☆ナカセンナリ以外にも村田商店では県産大豆を使った納豆を作っている
☆村田商店では道祖神納豆のほか、小粒やひきわりの納豆も販売している

全国納豆鑑評会

【全国納豆共同組合連合会】

☆毎年2月に開催されている納豆の日本一を決める大会
☆19回目となる今年は三重県桑名市で開催。来年は水戸で開催予定
☆今年の大会について

  • 全国から208品の納豆がエントリーされた。
  • 審査員は30名(当日欠席者がでたため実数は29名)
  • 外観・香り・味・糸引きなどを見て、審査員が試食、採点する。総合点が最も高い納豆が日本一となる。
  • 採点項目は決まっているが、どう採点するかに大きな基準は無く、審査員それぞれが自分の感性で採点を行う。
  • 村田商店は今年も「道祖神納豆」を出品。全体で5番目にあたる「優良賞」を獲得した。
  • 日本一である最優秀賞は秋田県の納豆が獲得。

☆イベントとして一般参加のゲームや講演会などが催されているが、審査風景は原則としてマスコミ以外には公開していない。審査も厳正におこなわれており、生産者ですら自分の納豆が何番で審査をされているのかは一切知らされない

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