これまでの放送

2012年3月2日(金) 総合テレビ 後8:00~8:43

大地震からの再出発 ~栄村1年の記録~

東日本大震災の翌日、長野県北部にある栄村を襲った震度6強の大地震。住宅の4分の1にあたる200棟が全半壊。村民の8割近い1800人余りが一時、避難所生活を余儀なくされた。かつて農業を中心に住民の結束が強い“結い”の村として、全国から視察が相次いだ栄村。しかし、地震後は村外に出る住民が続出した。
NHK長野放送局では、大震災で崩落の瀬戸際に立たされた村にカメラを据え、危機を乗り越えようと苦闘する村人の営みを長期にわたり、記録してきた。
村人の離散を防げ、何とか集落を守ろうと奔走してきた区長。福島原発から千葉に避難してきた農家と文通を通して、共に支え合い、被災を免れたわずかな田んぼでコメ作りを再開した高齢の農家。
番組では、そうした村人たちの姿を通して、被災地栄村の1年間を見つめた。

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