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放送博物館 所蔵資料

こちらに掲載しているものは所蔵資料で、現在展示しているものとは限りません。

未来につながる機器たち

ステレオPCM録音機(試作機)(1969)

1968年、技術研究所では磁気テープの塗りムラに起因する雑音はデジタルの「2値表現」で解決し、ワウ・フラッターなどのFM雑音は固体メモリーを用いて吸収するデジタル方式のPCMモノラル録音機を開発した。

その後、研究を重ね、1969年5月、世界で初めて「2チャンネルPCM録音機」を完成した。

サイズ
75×56×60cm

HDCC-4 型 ハイビジョンカメラ(1980)

1980年、NHKが初めて開発した標準型ハイビジョン・カメラである。

翌年サンフランシスコで開催された「アメリカ映画テレビ技術者協会大会」で、ハイビジョンカメラ「HDCC-4型」の映像が初めて海外公開され大きな反響を呼んだ。

1985年3月のつくば科学万博(国際科学技術博覧会)で活躍した。

サイズ
41×28×59cm

ハイビジョン アナログ1インチVTR HDV-1000(1986)

つくば科学万博(国際科学技術博覧会/1985年)仕様のアナログ・ハイビジョンVTR。このため、現行のハイビジョン・システムと結合するにはシンクコンバーターを必要とする。

編集時にサーチ再生が可能で、通常速度のほか、早送り16倍、巻き戻し8倍まで、カラー映像を出力することができるなどの特徴がある。

サイズ
186×75×75cm

ハイビジョンカメラ(HDC-500)用ブリンプ BRP-HV(1988-2000)

1996年頃まで、ハイビジョン水中カメラの主力として、生きもの地球紀行「巨大海藻の森はラッコの揺りかご」(1994年、カリフォルニア)などで使用された。水中マイクつき。送り返しや船上からの指示が潜水カメラマンに聞こえるように、水中イヤホンが付いている。

サイズ
32×32×70cm

立体ハイビジョン用 HARPカメラ(1990-1994)

1990年、NHK技術研究所ではHARP撮像管カメラ2台を利用した、立体ハイビジョンカメラを、世界で初めて完成した。左右カメラの間隔を、人の目の平均的な間隔65mmまで狭くすることが可能で、このため自然で見やすい立体映像を撮影することができる。

このカメラで撮影した番組は「信長」(1992)、「琉球の風」(1993)など大河ドラマ、「歌謡コンサート」(1994)など10数作に及ぶ。

サイズ
47×45×80cm

光ディスクカメラ 実験機(1997-2000)

1997年にNHK技術局とメーカーが共同で開発した実験機。

カメラ部はドッカブルタイプ一体化カメラ。開発に当たって最も苦労したのが、光ディスクの耐震(耐振)対策であった。録画部は新たに開発した光ディスクを使い、記録時間は20分である。その後、2000年には、民生用光ディスクカメラが発売されている。

光ディスクカメラ実験機本体、プロセッサー、パソコン、デジタル・カラーモニターにより構成される。

サイズ
24×14×40cm

ラジオ用送信管 9F45

1本で150KWが出力できる巨大な4極管で、蒸発冷却方式を使っている。菖蒲久喜ラジオ第2放送所(500KW)は、変調段に4本、被変調段に4本の合計8本の9F45を使用していた。

なお、2008年からは、ラジオ第1、第2放送ともに固体素子を使った放送機に替わっている。

サイズ
56.5×31×31cm

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