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放送博物館 所蔵資料

こちらに掲載しているものは所蔵資料で、展示しているものとは限りません。

水中プリンプ

ボレックス R16B カメラ用 ブリンプ(1962-1975)

「ブリンプ」は水中撮影用のカメラケースのこと。

このブリンプは、軽量小型で機動性に優れ、モーター駆動のため連続した長いカットの撮影が可能になった。水中映像に新しい時代を拓いた水中カメラの一つといえる。

ニュースや「自然のアルバム」などで活躍した。

アルミウム製。

サイズ
31×16×30cm

ボレックス手巻き式カメラ用ブリンプ(1963-1968)

スイス・ボレックス社の16mm映画カメラ用に作られた水中撮影用気密ケース。

頑丈だが水中重量が重く(現在の水中カメラでは水中重量がゼロになるように設計されている)、油断をするとカメラを抱えたまま海底まで落ちてしまう恐れがあった。大河ドラマ「源義経」の壇ノ浦の合戦で入水する女官等の撮影1965(昭和40)年や、「現代の映像」「新日本紀行」などで使用された。

サイズ
36×31×30cm

丸型 ボレックス 16HR カメラ用ブリンプ(1975)

この水中ブリンプは、従来のコンパクトなボレックス用角形ブリンプを、よりシンプルに使いやすく改善したもの。使用カメラはモーター駆動のボレックス16HR。

NHK特集「海ゆかば〜ソロモン沖・海底の墓碑銘」(1978年)などを始め多くの自然番組や特集番組で、信頼性とコンパクトさのために長期間愛用された。

サイズ
32.5×30×29cm

エクレール ACLカメラ用ブリンプ2号機(1977)

このブリンプと水中マイクを使えばダブル同時録音も可能。従来のカメラに較べ、撮影時間が2倍の5分になったため、長時間にわたる海中生物の生態撮影などに効果があった。

NHK特集「海ゆかば〜ソロモン沖・海底の墓碑銘」1978(昭和53)年をはじめ、自然・科学番組などで1985(昭和60)年頃まで使用された。

サイズ
22×54×33cm

角型 水中ライト 2号(1980)

フィルムカメラ時代に開発されたライトで、夜間大量の水中ライトが必要なとき、中身を入れ替えるだけで何回でも使用できた。

ランプハウスに付いているグリップは、照明するときに手で持つだけではなく、ヘッドライトとしてカメラ上部に固定できるようになっている。

サイズ
25×30×27cm

ベーターカム 3管一体型 カメラ用ブリンプ(1984)

VTRスタート/ストップ、ズーム、フォーカスなどの操作が陸上同様に水中でもできるほか、専用の水中ケーブルをつないで、他のカメラの映像も確認することができるようになっている。

高画質のロケ用カメラとして、「ウォッチング」「日本動物記」などに頻繁に使用された。北海道から沖縄まで全国3ヶ所の水中を結ぶ多元生中継 NHK特集「日本列島夜の海」1984(昭和59)年をはじめ、競泳などのスポーツ中継にも使用された。

サイズ
26×26×76cm

円筒型水中ライト(1984)

1984(昭和59)年、ソニー・ベータカム3管VTR一体型カメラ用水中ブリンプと同時に製作された。

テレビ番組の水中撮影がビデオカメラで行われるようになってからは、あらゆる番組でこのタイプの水中ライトが使われているといっても過言ではない。

サイズ
16×16×40cm

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