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放送博物館 所蔵資料

こちらに掲載しているものは所蔵資料で、展示しているものとは限りません。

取材用カメラ

ベルハウエル 70DR(フィルモ70DR)(1953)

NHKテレビが放送を開始した1953(昭和28)年当時から、機動性が重視されるニュース取材や番組などのロケでは、かなり長期間にわたって使用された16mm映画カメラ。スプリング駆動で故障が少なく、電気の無いところでも使用できる軽量小型の手持ちカメラとして、1980年(昭和55年)頃まで使用された。

サイズ
20×15×20cm

アリフレックス BL型 16ミリ 撮影機(1969)

同時録音が必要なドキュメンタリー番組などに使用されたカメラ。

「あすをひらく」「ある人生」などで、1968(昭和43)年頃から1973年(昭和48年)頃にかけて使用された。

サイズ
38×23×46cm

ガンサイトカメラ(1970)

スカイダイビングやハンググライダー、スキーの滑降やオートバイなどで、ヘルメットに装着して撮影する軽量の超小型16mm映画カメラ。

「ガンサイトカメラ」という名称は、航空機などに搭載して、機銃から発射された弾丸がどこに当たるかを記録するための軽量小型の軍用の映画カメラに由来する。ヘルメット装着以外に、グリップを取り付けてピストルのように手で持って撮影することもできる。

サイズ
12×5×34cm

FP-1600J 型 ハンディカラーテレビカメラVTR(1972)

1974(昭和49)年、2ピースタイプのENG(Electronic News Gathering=ニュース取材用)カメラとして設計され、今日のENGカメラの基礎となった。

この「FP-1600J」は翌年の昭和天皇の訪米(ワシントン、ディズニーランドなど)に同行取材し有名となった。

サイズ
30×21×55cm

エクレール ACLIIIカメラ(1972)

クリスタルコントロールモーターにより極めて正確な回転速度を実現したノイズレスカメラ。同じように正確な速度を持つ録音機なら、カメラと録音機を結線することなく同期させることができる。ドキュメンタリーカメラマンの人気をアリフレックスSRと二分した同録カメラである。1972(昭和47)年頃から1985(昭和60)年頃まで、「NHK特集」「ドキュメンタリー」「科学ドキュメント」など、ほとんどすべての番組で使用された。

サイズ
19×16×45cm

フォトソニック アクションマスター500(ハイスピードカメラ) (1974)

速すぎて分かりにくい運動や現象を、時間を引き伸ばしてはっきり見えるようにするための高速度撮影用16mm映画カメラ。撮影速度24〜500コマ/秒。400フィートマガジン式。500コマ/秒で撮影すると、1秒の動きが20秒に拡大される。

1977(昭和52)年頃から1985(昭和60)年頃にかけて、ハイジャンプや棒高跳びのようなスポーツで、走ったり跳んだりする体の動きやフォームの研究、ボールの回転と曲がり方、鳥の飛翔などをとらえるため、科学・自然番組で多く使われた。

サイズ
18.5×22×44cm

キヤノン スクーピック 16MN カメラ(1974)

ベルハウエル70-DRの後継機として、キヤノンとNHKが共同で開発した16mm映画カメラ。外見がほとんど同じでも、1コマ撮りができるもの、シングル同時録音(カメラの中に録音ヘッドがあり、磁気トラックの付いたフィルムを使う)ができるものなどいくつかのタイプがある。主として1970年代(昭和45年〜)に使用された。

サイズ
23×16×36cm

キヤノン システマサウンド 16カメラ(1977)

キヤノンサウンドスクーピックの後継機として開発されたシングル録音用の16mm映画カメラ。クリスタルコントロールモーターを使っているため、外部録音機によるダブル録音も可能。録音しない場合は、ミキシングアンプを取り外して使うこともできる。

農村番組、情報番組などの短いインタビューやストレートトーク用として、1977(昭和52)年頃から1985(昭和60)年頃まで使用された。

サイズ
21×24×41cm

NHKIIIA(N) ハンディカメラ(1981)

1978(昭和53)年3月、東京、大阪に配備された「NHKIII」型の改良型。昭和54年から58年にかけて本部・地方局に97台が導入され、NHKハンディカメラの主力機となった。

それまで背中に負っていたコントロール部をカメラに組み込んで一体化している。

サイズ
27.5×22×54cm

単管一体型 ハンディカメラ BVP-1N(1985)

収録専用VTRと組み合わせて使う単管一体型カラーカメラ。

軽く扱いやすいため報道取材に適し、初期のENGとして活躍した。

撮像管に2/3インチサチコン管1本を使っている。カメラ重量7.5kg、VTR重量8kgと軽量である。

サイズ
26×28×60cm

取材用一体型 CCD カラーカメラ BVW-200(N) (1987)

撮像素子として25万画素のIT型CCDを搭載、カメラとVTRを完全一体化して回路集約や筐体共有化などを図り軽量化した。

VTRはベータカムを使用し、最大30分まで収録可能。全国に配備し、主に報道取材に使用した。

サイズ
21×32×12.5cm

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