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放送博物館 所蔵資料

こちらに掲載しているものは所蔵資料で、現在展示しているものとは限りません。

スピーカー

マグナボックス R2-B型 電池励磁式 14インチ ダイナミックホーンスピーカー(1924)

マグナボックス社の製品は、日本では戦前から優秀なスピーカーとして評判が高かった。「マグナボックス」はラテン語で、「大きな声」を意味している。

このR2-B型スピーカーは、電磁石用のフィールドコイル電流を、使用時にのみ動作させるようON・OFFスイッチがついている。

サイズ
74×35.5×30cm

スターリング ドーム型 ホーンスピーカー(1924)

1924年頃に英国より輸入されたお洒落なスピーカー。

スピーカーはマグネチック型で、下から上に向けて音を出し、傘のような反射板で音を曲げ放射させる。音が周辺に広く伝わる無指向性を狙っている。

サイズ
23×21×21cm

ラジオラ UZ1325型 12インチ ホーンスピーカー(1925)

RCAは、アメリカ・ウエスチングハウス社とゼネラルエレクトリック社がマルコーニ無線電信会社との共同出資で1919年に設立した。ラジオや放送の無線機器を中心に放送局やレコード会社などを傘下におさめて成長した。

このスピーカーはラジオ受信機用スピーカーとして作られたもので、口径12.5インチのホーンの曲線が特徴的である。

サイズ
64×31×21cm

マグナボックス R2-C型 電池励磁式 ホーンスピーカー(1925)

よくスピーカーのことを「ラッパ」と呼ぶが、これはラジオ用として最初に使用されたホーン形スピーカーがラッパの形をしていたことからの名残である。

マグナボックスのスピーカーは、1921年当時もっとも音がよく人気があった。一般用のR3型は特によく売れた。R2型はR3型の兄貴分で、このR2-C型は口径が18インチと大きく、R2-B型と並んで業務用のモニタースピーカーとして使用された。

サイズ
79×47×49cm

N&K マグネチックホーンスピーカー(1925)

寄せ木にした材料をドイツの職人が丁寧にろくろで挽いて加工した、見るからにあたたかい雰囲気をただよわせたスピーカー。レフレックスホーン(折り返し音道)で、当時のドイツ職人の技術レベルの高さを知ることができる。足台も凝っておりラジオ受信機によくなじんだ。

サイズ
36×31×20cm

ブラットハラー スピーカー(1926)

1926年頃製作されたドイツのシーメンス社の製品。平らな振動板に直線2往復のボイスコイルを固定し、全面を同一の力で駆動するように考えられたダイナミックスピーカーである。

大きい音を再生しても歪みが少なく遠くまで音が届くという特性がある。劇場の拡声などに使用された。世界で唯一つ、放送博物館にしか残っていない貴重品である。

サイズ
54×24×15cm

ニューホーム 8インチ マグネチックホーンスピーカー(1927)

イギリス スターリング・オーディヴォックス社の製品をまねて作ったスピーカー。

スターリング社のホーンに1920年代のヨーロッパで起こったアールデコ芸術運動の影響をうけた花模様が描かれているが、これに似た模様がこのニューホームの製品にも使われている。

サイズ
38×21.5×21.5cm

マリー ホーンスピーカー(1928)

この愛らしいスピーカーは、鉱石検波の3球レフレックス受信機に付属していたもので、口径わずか20cmである。

小型ながらラジオ受信機用スピーカーに典型的な「ラッパ」型をしている。夕食後の団らんに家族そろって静かに放送番組を楽しむ光景が目にうかぶようである。

サイズ
35×21×16cm

Pathe 14インチ マグネチックコーンスピーカー(1928)

このスピーカーは、永久磁石を使わず、音声信号による吸引力を利用して音の再生を図るもので、コーン振動板の中心部につけられた鉄片とボイスコイルの鉄芯との隙間を調整して、音量・音質を決めるためのレバーがついている。

サイズ
48×35.5×18cm

モデルシップ装飾付 マグネチックコーンスピーカー(1929)

RCA-103型などと同じようにラジオ受信機に華やかさを添える目的で、豪華な帆掛け船のデザインを取り入れている。

コーン振動板の表側にマグネチックによる駆動部分を設けて薄型化をねらい、そのほぼ全体をフレームと一体になった装飾の帆掛け船で隠している。

サイズ
39×41.5×13cm

RCA 106型 ダイナミックスピーカー(1931)

コーン型ダイナミックスピーカーをエンクロージャーに入れ1929年に発売された単体のスピーカーシステム。当時のスピーカーとしては低音の再生に優れ、非常に音の良いスピーカーと評判になった。

スピーカーの前面ネットが豪華なゴブラン織りになっている。このため、日本にも輸入され愛好家が多かった。

サイズ
85×60×30cm

RCA ラジオラ 103型 マグネチックコーンスピーカー(1931)

直線放射型のマグネチックスピーカー。使われた期間は短かったが、美しいデザインは視聴者の評判を呼んだ。八角形の額縁をもつバッフル板にゴブラン織りのネットを張っている。日本にも多く輸入され愛用された。

サイズ
39×34.5×21cm

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