大隅キャスターのブログ
2022/09/28

テントウムシ

きのう(火)、軽米町での取材中にテントウムシを見つけました。
音声の機材にじっととまっていました。
鮮やかな色と小さな丸い形の模様がかわいらしいですね。
このテントウムシは、「ナナホシテントウ」という種類で、アブラムシを食べるので、益虫とされています。

テントウムシは、漢字で書くとこのようになります。
天道とは、お天道様、つまり太陽のことです。
テントウムシは、木の枝などの先まで登ると、太陽に向かって飛び立つことから、この名前がついたと言われています。
日中は暖かくて虫たちも元気ですが、朝晩は冷えこむようになりましたね。
二十四節気をさらに細かく分けて「七十二候」という暦があります。
きょう(水)は、「七十二候」の一つの「蟄虫坏戸」で、「むしかくれてとをふさぐ」と読みます。
秋が深まり、次第に虫たちが冬支度を始める頃という意味です。
岩手県立博物館の渡辺修二さんによると、テントウムシは平均気温が15℃前後を下回ると、越冬のための移動を始めるそうです。
県内では、寒い日は、そろそろ越冬の場所を探し始める頃になってきているということでした。
元気な虫たちの姿が見られるのももう少しかもしれません。