大隅キャスターのブログ
2022/09/12

月の名前

秋は、空気が乾燥し澄んでいるため、月がきれいに見えます。
昨夜の月を撮影しました。
近くには、木星も輝いていました。
おととい(土)は「中秋の名月」でしたが、昨夜の月は「十六夜」(いざよい)と言います。

月の満ち欠けによって名前があります。
まずは、旧暦15日の夜の月を「十五夜」と言います。
「十五夜」というと、おととい(土)の「中秋の名月」がよく知られていますね。
その翌日は、「十六夜」(いざよい)です。
月が出るのが次第に遅くなり、ためらうように出てくるので、「いざよい」になったと言われています。
17日は、まだ立って待っていられるので、「立待月」(たちまちづき)。
18日は、月が出るのが遅いので、立って待っていられず、座って待つことから、「居待月」(いまちづき)。
19日は、伏して待つことから、「臥待月」(ふしまちづき)。
20日は、夜更けまで待つことから、「更待月」(ふけまちづき)と言います。
なんとか名月を眺めていたいという昔の人の強い思いがうかがわれます。
今夜は、旧暦17日なので、「立待月」(たちまちづき)が見られそうです。

今週は、あす(火)は雲が多くなりますが、14日(水)~17日(土)までは晴れる見込みです。
19日(月)の敬老の日は、雨が降る予想です。
気温は平年より高く、盛岡の最高気温は、17日(土)までは28℃前後まで上がり、昼間の残暑は続きそうです。