今夜まで土砂災害などに警戒

きょう（3日）の県内は、昼過ぎにかけて、広い範囲で大雨になりました。
午後3時40分までに降った24時間降水量です。
最も多かったのが久慈市で、150.5ミリに達しました。
8月1か月の平均の降水量のおよそ8割がたった1日で降ったことになります。
葛巻町でも140ミリを超えるなど、北部を中心に大雨になりました。

雨の原因は低気圧と前線です。
けさは、前線が東北北部にのび、低気圧が通過しました。
この低気圧は、もとは台風6号だったもので、熱帯由来の湿った空気が入ったために大雨になりました。

雨はやみましたが、川の水はすぐにはひきません。
地盤もゆるんでいます。
雨がやんだ後に土砂災害が起きることもあります。
今夜にかけて、危険な斜面や川には近づかないで下さい。

あす（4日）は前線が南下するため、ゆっくり天気は回復に向かうでしょう。
雲が多く沿岸ではにわか雨の所もありますが、内陸は日差しが出る所もありそうです。