熱中症警戒アラートとは

きょう（28日）も県内は厳しい暑さになりました。
そこで、去年から始まった「熱中症警戒アラート」という情報についてお伝えします。
「熱中症警戒アラート」は。暑くなる前の日の夕方、または、当日の早朝に、都道府県ごとに発表されます。
気温だけでなく、湿度や日射量を反映した「暑さ指数」を目安にして発表されます。
熱中症に大きく影響する「湿度」が考慮されているのが特徴です。

この暑さ指数、熱中症を予防するための指標として使われています。
25以上28未満は「警戒」、28以上31未満は「厳重警戒」といった具合です。
「厳重警戒」は、激しい運動や炎天下での外出を避ける必要があるとされます。
31以上は「危険」で、運動は原則中止です。
そして、さらに高い33以上が予測される場合に「熱中症警戒アラート」が発表されます。
熱中症の危険性がかなり高い場合で、県内でも去年、発表された日がありました。

この情報が発表されたら、いつも以上に対策を心がけて下さい。
のどがかわく前にこまめに水分補給をしましょう。
大人１人につき、必要な水分は1.2リットルと言われています。
また、涼しい服装にしましょう。
屋外では、人と十分な距離を確保してマスクを外したり、外での運動は、原則中止、もしくは、延期しましょう。