梅雨空つづく

先週末の県内は、35度以上の猛暑日の所があり、6月とは思えないような暑さになりました。
きのう（26日）は釜石で35.6度、一関で35.3度、山田町で35.2度まで上がり、3か所で猛暑日になりました。
しかし、きょう（27日）は一転して、昼前にかけて雨が降り、各地で雷雨になりました。
西和賀町湯田では午前8時11分までの1時間に30.5ミリの激しい雨を、北上市では午前8時32分までの1時間に27ミリの強い雨を観測しています。

北海道付近にある低気圧に向かって、暖かく湿った空気が流れ込んだうえ、上空5500ｍ付近に氷点下9度以下の寒気が流れ込んだため、大気の状態が不安定になりました。
雷もあちこちで発生したため、雷の音で目が覚めた人もいたかもしれません。

あす（28日）は、日本海に前線がのびてくるため、県内は広く雨が降るでしょう。

暖かく湿った空気が流れ込むため、昼過ぎにかけて広く雨が降る見通しです。

梅雨は気分も憂うつになりがちですが、色鮮やかなアジサイは一服の清涼剤になります。
NHK盛岡放送局の敷地では、アジサイが咲き始めました。
けさは花が雨に濡れていて、梅雨らしさを感じました。

岩手県内は、これからアジサイが見頃を迎える季節になりますね。