きょう(23日)の県内は、変わりやすい天気になりました。
午前8時の雨雲の様子です。
あちこちでにわか雨がありました。
雨の原因は、上空に強い寒気が入ったためです。
けさにかけて、上空5500m付近にマイナス18度以下の強い寒気が入ったため、大気の状態がやや不安定になりました。
このように上空に強い寒気が入ると、大気の状態が不安定になります。
というのも、この時期、地上付近には暖かい空気が入ります。
その上空に冷たい空気が入ると、気温の差が大きくなり、上昇気流によって積乱雲が発生するためです。
局地的に、激しい雨が降ったり、雷や突風、ひょうなどを伴うこともあります。
積乱雲が発達して、竜巻などの激しい突風が発生することもあります。
5月から6月は、強い寒気が入ることが多いので、今後も注意が必要です。
急に空が暗くなったり、雷の音が聞こえると、積乱雲が近づいているサインです。
頑丈な建物内に移動するなどして避難して下さい。