大隅キャスターのブログ
2022/11/18

岩手でも地球温暖化進む

エジプトで開かれている気候変動対策の国連の会議「COP27」は、18日、最終日を迎えます。
地球温暖化は、岩手県でも進んでいます。
盛岡の1924年から2020年までの年間の平均気温です。
気温は右肩上がりです。
100年あたりで約1.8℃上昇しています。
これは、都市化によるヒートアイランド現象も影響しています。

今世紀末までの100年間で予想される変化です。
世界の平均気温が産業革命前から今世紀末までに2℃上昇した場合、岩手県の年間の平均気温は約1.4℃上昇する予想です。
30℃以上の真夏日は約9日増加、最低気温が25℃を下回らない熱帯夜は約2日増加する予想です。
もし対策を取らず、4℃上昇した場合は、年間の平均気温は約4.6℃も上昇。
真夏日は約40日増加。
熱帯夜は24日増加する見込みです。
対策をして気温上昇を2℃に抑えられたとしても気温が上がるため、猛暑や豪雨などの気象災害の増加が予想されます。
地球温暖化への対策は待ったなしに来ています。

この週末は、あす(土)は晴れますが、あさって(日)は雲が多くなる見込みです。
気温は平年並みかやや高く、極端な寒さはなさそうです。
来週は、短い周期で天気が変わりそうです。