【新型コロナ いま知りたいこと】

全国で感染が広がる、「新型コロナウイルス」。
NHK盛岡放送局に寄せられた、岩手の皆さんの疑問・質問にお答えします。

一般的にウイルスは熱に弱いとされていて、厚生労働省によりますと、コロナウイルスは70度以上で一定時間の熱に弱いことがわかっています。(3月31日時点)

A:一般的にウイルスは熱に弱いとされていて、厚生労働省によりますと、コロナウイルスは70度以上で一定時間の熱に弱いことがわかっています。(3月31日時点)

A:岩手県のホームページで公開されています。(4月14日時点)

「まず体調の変化に気をつけることが大切です。見極める上で大事なのは”けん怠感=だるさの有無”です。全身症状を伴うことが特徴」「熱が出て2日目くらい、もともと元気な人は4日目くらいを目安に」

A: 岩手県の感染症対策の専門委員会の委員長で、岩手医科大学の櫻井滋教授に聞きました。
「まず体調の変化に気をつけることが大切です。見極める上で大事なのは”けん怠感=だるさの有無”です。全身症状を伴うことが特徴」だということです。

病院の受診前に、「帰国者・接触者相談センター」に相談する場合は、高齢者などでふだんから通院している人は熱が出て2日目くらい、もともと元気な人は4日目くらいを目安に相談してほしいということです。(4月1日時点)

「岩手県内でも不要不急の外出はやめましょう。必要なら買い物や仕事はよい」“べからず5か条”

A:櫻井医師は、今は岩手県内でも不要不急な外出はやめたほうがいいと話していました。
不要不急の外出…趣味のための外出など命をつなぐことに必要なこと以外の外出。
不要不急の外出に当たらないもの…スーパーでの買い物や仕事。

また、医大では、感染を防ぐために“べからず5か条”という取り組みを実践しています。
1.「集合する」べからず:何人までという基準はありません。
2.「接近する」べからず:2m程度の近さの状況や行動を避ける。
3.「飛沫を発生させる」べからず:歌う、叫ぶ、討論するなどを避けること。強く呼吸する動作では飛沫が発生する。
4.「共有する」べからず:食器や文房具、マイクや書類などを共有しない。
5.「接触する」べからず:お互いに接触する行動を避ける。
いわゆる“3つの密”で言われている「密閉」は、5つが重なり合う状況に含まれています。(4月1日時点)

「基本的には厚生労働省が出している“情報公表の基本方針”に沿って対応を決めている」

A:岩手県の医療政策室に取材したところ「基本的には厚生労働省が出している“情報公表の基本方針”に沿って対応を決めている」ということです。
公表される情報としては、感染症のまん延を防ぐために必要だとして、感染者が今住んでいる国(居住)や都道府県、年代、性別、発症した日時です。
一方で、個人が特定されないように配慮するため、氏名や国籍などの項目は公表しません。また、流行を広げないために、「感染者の行動歴」も必要な範囲で公表する必要があるとしています。
ただ、訪問の理由や同行者の有無に加えて、ほかの人に感染させる可能性がある、症状が出る前の行動歴は公表しないとしています。
こうした国の基準に沿っているものの、感染拡大防止のために県が必要と判断した場合は、場所などの情報を公表する可能性もあるとのことです。(4月1日時点)

「1人での散歩や限られた人数での散歩などは感染リスクが低い」公園での花見については不要不急だとした一方、病気の人が病院を受診する場合や生活必需品を買うためにスーパーやコンビニなどに行くことは、必要なこと

A:各地で「不要不急の外出」の自粛が呼びかけられていますが、散歩は不要不急にあたるのでしょうか。国の専門家会議が先月出した提言では、外出機会を確保することは日々の健康を維持するために重要で、1人での散歩や限られた人数での散歩などは感染リスクが低いとしています。
また、自粛すべき「不要不急の外出」について東京都の小池知事は、「その日でないとだめな用事かどうか」を判断の基準にしてほしいと呼びかけています。
公園での花見については不要不急だとした一方、病気の人が病院を受診する場合や生活必需品を買うためにスーパーやコンビニなどに行くことは、必要なことだとして、自身で不要不急の外出にあたるかどうかを判断してほしいとしています。(4月2日時点)

相談があった場合は国の基準をもとに必要と認められる場合はすべて検査をしている。国内で感染が確認された地域に行っていたというケースでも検査を行っている。 一般の病院を受診した場合は、診察した医師から“感染を否定できない”などの連絡があった場合には検査していて、これまでに医師から連絡があった事例で検査を断ったものはない “無症状”といわれる、自覚症状のない感染者がいる可能性はある。感染者が各地で確認されている今、岩手県内にいてもおかしくない

A:県の医療政策室・感染症担当課によりますと、「センターに相談があった場合は国の基準をもとに必要と認められる場合はすべて検査をしている。海外への渡航歴がなくても、国内で感染が確認された地域に行っていたというケースでも検査を行っている。また、一般の病院を受診した場合は、診察した医師から“感染を否定できない”などの連絡があった場合には検査していて、これまでに医師から連絡があった事例で検査を断ったものはない」ということです。
また、県の感染症対策の専門委員会の委員長で、岩手医科大学の櫻井滋教授は、「“無症状”といわれる、自覚症状のない感染者がいる可能性はある。感染者が各地で確認されている今、岩手県内にいてもおかしくない。感染が疑われる場合は検査をしていて、ここ数日、検査件数は増加しているものの検出されていないのが現状だ」と話しています。(4月3日時点)

県内全域で9つの病院に、合計38床(4月3日時点)。

A:岩手県内の感染症指定病院の感染症病床数をまとめました。
▼盛岡市立病院8床、▼北上済生会病院4床、▼県立大船渡病院4床、▼県立宮古病院4床、▼県立一戸病院4床、▼奥州市総合水沢病院4床、▼県立千厩病院4床、▼県立久慈病院4床、▼県立遠野病院2床(順不同)
となっていて、県内全域で9つの病院に、合計38床あります。
4月3日現在、全て空いています。(4月3日時点)

集団発生が生じると考えられる 事例が少ないため、個別の事例の検査にとどまっている

A:県の感染症対策の専門委員会の委員長で、岩手医科大学の櫻井滋教授に聞きました。

「現時点で岩手県は集団発生の事例が少ないため、個別の事例の検査にとどまっている。疑い例についても、個別も集団も事例が少ないため検査数が少なくなっている。今後、陽性が確認されると、検査数は飛躍的に増加する可能性がある。仮にわざと検査数を抑えていたとしたら、見逃しが増えて、集団発生が生じると考えられるが、現時点で発生していないことは事実。」ということです。(4月6日時点)

玄関前においてもらえるような関係を築いておくとよい 家族全員が同時に感染しないように備えておくこと

A:県の感染症対策の専門委員会の委員長で、岩手医科大学の櫻井滋教授に聞きました。

「まず大事なのは、家族全員が同時に感染しないように備えておくことです。家庭内でもクラスターと呼ばれる感染者の集団を切り分けられるように、部屋を分けて生活するなど、工夫してください。入院の準備もしておいたほうがよいですし、連絡を取り合う通信手段も確認しておきましょう。また、入院ではなく、自宅での療養になった場合に備えて、町内会など地域のコミュニティーでの連絡方法も話し合いましょう。電話一本で食料品などの買い物をしてくれて玄関前においてもらえるような関係を築いておくとよいでしょう」とのことです。(4月7日時点)

行動歴が重要

A:県の感染症対策の専門委員会の委員長で、岩手医科大学の櫻井滋教授によりますと、「発症する前、少なくとも2週間程度の、“いつ・どこで・誰と・何をして・どう移動したか”など一切の行動歴を聞かれます。行政に開示するかどうかは任意ですが、提供しなければ関係する人々の検査や治療が遅れるということを認識してほしい」ということです。(4月7日時点)

A:PCR検査の装置があるのは、盛岡市にある県環境保健研究センターです。県内で唯一対応しています。(4月8日時点)

A:検査を受ける費用は無料です。ただし、検査の必要性については行政や医師が判断するため、自ら希望して受けることは困難です。(4月8日時点)

アルコール消毒液が一番ですが、石けんや中性洗剤でしっかり洗うこと 表面が乾けば、体に害がある成分はなくなる

A:盛岡市保健所の佐藤智崇さんによりますと、「注意が必要ですが使えます。表面が乾けば、体に害がある成分はなくなりますので、乾いたあとであればおもちゃを万が一口に含んでしまっても問題はありません。ただし、ぬいぐるみなどの繊維や金属等の素材のおもちゃには使えませんのでご注意ください。アルコール消毒液が一番ですが、石けんや中性洗剤でしっかり洗うことでもウイルスを減らす効果は得られます」ということです。(4月9日時点)

感染リスクを下げる工夫 心臓や呼吸器、免疫、血液などに基礎疾患があれば、負担がかかるため重症化する可能性はある

A:小児科専門医の西島浅香医師に聞きました。

「一般的に子どもで、心臓や呼吸器、免疫、血液などに基礎疾患があれば、負担がかかるため重症化する可能性はあると考えられます。お子さんに持病がある場合は、まずは、かかりつけ医に相談することが大切です。なにより、保護者の人が感染に気をつけて、子どもにうつさないようにすることが重要です。家庭でできる対策としては、毎朝の検温や、お子さんの手洗いをふだん以上に気をつけて見るようにしてください。食事の場面でも、大皿で食べずにお皿に取り分けたり、熱い物を冷ますときに息をふきかけないようにしたり、感染リスクを下げる工夫をすることが大切です」ということです。(4月9日時点)

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