2020年06月24日 (水)梅雨とヒマラヤ山脈


気象キャスターの大隅です。
まだ梅雨の前半なので、県内は晴れる日も多くなっています。
きょうは、梅雨の原因である梅雨前線についてお伝えします。
梅雨前線は、北のオホーツク海高気圧からの冷たい風と南の太平洋高気圧からの暖かい風がぶつかりあう所にできます。
2つの高気圧は、海上で形成されたものなので、湿った空気を持っています。
そのため、じめじめとした長雨が続くことになります。
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梅雨の原因ですが、実はこれだけではありません。
もっと地球規模でみると、ヒマラヤ山脈が関係しているんです。
上空を流れる偏西風を見てみます。
冬は南を通りますが、夏は北上してきます。
そうすると、標高が高いヒマラヤ山脈にぶつかり、南北に分かれてしまいます。
そのうち、南を流れるのがアジアモンスーンで、水蒸気をたっぷり含んでいます。
このアジアモンスーンが日本にまで流れ込むため、梅雨前線が一層できやすくなります。
日本では、アジアモンスーンが入りやすい西の地域ほど、暖かく湿った空気が流れ込むため大雨が降りやすくなります。
北にある県内は、アジアモンスーンの影響は少ないものの、梅雨の末期などは大雨に注意が必要です。
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投稿者:大隅 智子 | 投稿時間:11:27

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