2020年03月11日 (水)津波警報について


気象キャスターの大隅智子です。
東日本大震災から9年です。
そこで、津波の注意報や警報についてお伝えします。
気象庁では、津波が予想される場合、地震発生後、約3分で津波の注意報や警報を発表します。
津波の高さは1mから10m超の5段階になっています。
最大1mは津波注意報、最大3mは津波警報、最大5m、10m、10m超はいずれも大津波警報になります。
マグニチュード8を超える巨大地震が起きた場合は、正しい地震の規模がすぐに把握できないため、最大級の津波を想定して、「巨大」もしくは「高い」と最初に伝えて非常事態であることを知らせています。
その後、地震の規模が分かってきた時点で改めて高さの数値が発表されます。
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「巨大」「高い」という言葉は、東日本大震災がきっかけで導入されました。
東日本大震災の時、予想を大幅に上回る大津波が押し寄せたことから、気象庁では伝え方を抜本的に変えました。
「巨大」もしくは「高い」を聞いたら、東日本大震災のような津波が来ると思って避難して下さい。

津波注意報が発表されたら、海にいる人はただちに海から上がり海岸から離れて下さい。
津波警報や大津波警報の場合は、沿岸部、川沿いにいる人は、ただちに高台や避難ビルなど安全な場所へ避難して下さい。
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強い揺れ、もしくは、弱くてもゆっくりとした長い揺れを感じたり、揺れがなくても津波警報を見聞きしたら、すぐに避難して下さい。
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ここで気を付けたいのが、目指す所は、「避難所」ではなく、「避難場所」であることです。
「避難場所」は、切迫した災害の危険から逃れるための場所であり、「避難所」はその後の避難生活を送る場所なので、2つは違います。
どこで津波の被害に遭うか分かりません。
お住まいの地域や旅行先の「津波の避難場所」を確認しておきましょう。
避難経路やいざという時の行動などを家族や周りの人と話し合っておくことが大切です。

 

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投稿者:大隅 智子 | 投稿時間:01:40

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