2019年11月27日 (水)雨量計や積雪について


気象キャスターの大隅智子です。
26日の放送の気象Q&Aでは、田野畑村のホジナシばばちゃんさんからの質問を紹介しました。
「台風19号は記録的な雨量になりましたが、雨量計はどれ位まで測れるのでしょうか、限界はあるのでしょうか」と頂きました。
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まず、答えの前に雨量はどうやって測るのか、みてみます。
こちらは盛岡地方気象台の雨量計です。
ますの中に入った雨水を測っています。
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機械の中は、このようになっています。
「転倒ます型雨量計」と言います。
0.5ミリ単位で測っています。
0.5ミリ分の雨水が自動的に排出されるようになっています。
測り終わった雨水は排出されるため、雨水が機械からあふれることはありません。
無限に測れるということです。
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では、積雪計を見てみます。
積雪は、レーザーで雪の表面までの距離を測定することで、雪の深さがわかります。
積雪に関しては限界はあります。
ただ、盛岡地方気象台によると、過去の盛岡市の最大積雪は1938年81センチであることを考慮し、かなり余裕を持たせて、積雪計は2メートル40センチの高さに設置しているそうです。
そのため、積雪が多すぎて測れないことはないようにしているそうです。
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では豪雪地帯の青森市の酸ヶ湯をみてみます。
過去の最大積雪は、2013年2月26日の5メートル66センチでした。
そのため、青森地方気象台によると、積雪計の高さは、8メートル20センチにしているそうです。
ずいぶん高いんですね。
酸ヶ湯でも、これまで積雪が多くて測れなかったことは一度もなかったそうです。
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雨や雪も災害につながるため、雨量や積雪は大変大事なデータになります。
最悪の状況を考えて、観測機器も設置されています。

 

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投稿者:大隅 智子 | 投稿時間:22:41

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